松山英樹、「平常心」で全米OP予選トップ通過!
松山はアマチュア時代、「アジアアマチュア選手権」を連覇して海外メジャー「マスターズ」に2年連続で出場。いずれも予選通過を果たし、2011年には日本人初のローアマチュアにも輝いた。そして今回プロとして初のメジャーの舞台に挑むことになったが、その舞台は“世界一過酷な戦い”と称される「全米オープン」。例年バーディ合戦となる「マスターズ」とは対照的に「全米オープン」は優勝者がオーバーパーになることもある我慢比べだ。
「全米オープン」に参加することについて松山は「正直、自信はあまりないです」とやや弱気発言。「全米オープン」という世界一過酷なフィールドは、いかに日本で快進撃を続ける“怪物ルーキー”にとっても不安な気持ちが生まれるのかもしれない。コース攻略については現地に行ってみなければ何とも言い難いようだったが、「まずはティショットをフェアウェイに置くことが第一ですね」と勝負のカギはティショットであると明かした。
体調面についてはここまでの連戦の疲労が残っているとのことだったが、本戦までにしっかり調整するとのこと。また時差については「全く苦にならない」と話すなど、初の海外遠征も体調面の不安はあまりなさそうだ。初めてプロとして臨むメジャーの舞台、日本の“怪物”はそこで何を得、そして何を成し遂げるのか。