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【薬師寺コラム】石川遼3連続予選落ちの原因は…

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配信日時:2013年2月5日 14時07分

 PGAツアーは、近年はどの大会も誰が優勝するか分からない群雄割拠の時代とは思っていましたが、予選を通るだけでもこれ程大変だと感じた年はありません。

 第5戦「ウェイストマネジメント・フェニックスオープン」はフィル・ミケルソン(米国/42歳)の完全優勝でした。初日からコースレコードタイとなる60を叩きだしたかと思えば、終わってみればトータル28アンダーのトーナメントレコードタイでの優勝。ミケルソンを倒そうと3日目にはキーガン・ブラッドリー(米国/26歳)とビル・ハース(米国/30歳)の若手のエースが挑みましたが撃沈、最終日にはパドレイグ・ハリントン(アイルランド/41歳)とブラント・スネデカー(米国/32歳)が挑みましたがこちらも撃沈。

 この大会は強いミケルソンで始まり強いミケルソンで終わりました。先週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」ではタイガー・ウッズが優勝。マキロイら欧州勢の台頭までPGAツアーの主役だった2人が序盤戦で優勝したことで、今年はさらに熾烈なツアーになることには間違いないでしょう。今年のPGAツアーは大変面白いことになりそうな予感がします。

 もちろん今年も群雄割拠のツアーであることには間違いありません。ただ昨年までと違うのは選手全体のレベルが上がったため、より高いレベルでの優勝争いになってしまいました。優勝するのも大変ですが、予選を通ることも大変です。それは予選カットのラインからも伺えます。

 私が中継を担当した第3戦「ヒューマナチャレンジ」では54ホールが予選ラウンドでしたが、昨年の予選カットは5アンダーに対し今年は10アンダーが予選通過のために必要でした。そして「ウェイストマネジメント・フェニックスオープン」は昨年がイーブンの予選カットに対し今年は4アンダーだったのです。いずれも昨年に比べるとカットラインが厳しくなっております。

 私も中継しながら今年は「どうなっているんだ?」と思いながらリーダーボードを紹介していました。1打ストロークを落とせば一気に最低10位、混戦の時には20位は順位を落としてしまうのです。

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