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「長いクラブを厚めに」宮里優作はベルリーブCC攻略へセッティング変更

「長いクラブを厚めに」宮里優作はベルリーブCC攻略へセッティング変更

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年8月9日 08時47分

全米プロゴルフ選手権 事前情報◇8日◇ベルリーブCC(7,316ヤード・パー70)>

キャリアで初めて「全米プロゴルフ選手権」に挑む宮里優作。前日に続き2日連続で松山英樹と練習ラウンドを行い、「体も痛くない。前傾をキープして左サイドで振れている。いい状態で入れると思います」と悩まされていた腰痛も癒えて、仕上がりの良さをアピールした。

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そんな宮里が警戒するのがホールによってあまりに違う距離。同じパー4でも一番短い11番は355ヤードだが、一番長い4番は521ヤードもある。「長いホールと短いホールのメリハリがありますね。また、ラフが難しくて入れたらすぐボギーになる。とにかくフェアウェイキープが大事」とティショットをカギに挙げる。そのティショットのために「僕はあまり飛距離が出る方じゃないので、上の方に比重を充てた」とクラブセッティングの中でも長い番手を変更した。

まず、普段入れているユーティリティを飛距離の出るPING社のアイアン『i500』の4番にスイッチ。そして普段はロフト角52、57、62度と3本入れているウェッジを52、59度の2本と1つ減らし、初日からテストし「サイドスピンが少なくて真っすぐ行くのでいい」と話していた『i500』の3番を投入。この2本は練習ラウンドを見る限り、短いホールでのティショット、長いホールでの2打目と使う場面が少なくなさそうだ。

初めての全米プロのコースセッティングを「それなりにフェアウェイから打てればピンを攻めていける。そこまでアンフェアじゃないセッティングだと思う。ナイスショットを打てば恩恵を受けられるので、調子のいい選手はバーンと上がっていくと思う」と評した宮里。新兵器を使いこなし、自身がその“バーンと上がっていく”選手となることができるか。(文・秋田義和)

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