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マイナビネクストヒロインゴルフツアー

日本のみならず世界での活躍を夢見る若手女子選手に成長の機会を提供するゴルフツアー

ポイントランク上位の資格で“高額大会”への出場権獲得! 一時帰国後にシード選手から得た刺激と学び【ありなみんの豪州プレーイン・レポート】

日本のプロテスト合格を目指し、宍戸ヒルズCCで研修生をしている“ありなみん”こと、林亜莉奈(はやし・ありな)。2023年からマイナビネクストヒロインゴルフツアーで戦い、25年には年間2勝を挙げ、自身初の年間女王に輝いた。今年は、オーストラリアツアー(WPGA)のツアーエグゼンプションランキング(QT)44位の資格(カテゴリー6)で出場権を獲得。活躍の舞台をオーストラリアへと広げている。ツアーの実態に迫り、異国の地で何を感じているのか――。新たな挑戦の現場を追う。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2026年2月11日 09時00分

ホームステイ先の方がキャディをしてくれました!(本人提供)
ホームステイ先の方がキャディをしてくれました!(本人提供)

日本のプロテスト合格を目指し、宍戸ヒルズCC(茨城県)で研修生をしている“ありなみん”こと、23歳の林亜莉奈(はやし・ありな)。2023年からマイナビネクストヒロインゴルフツアーで戦い、25年には年間2勝を挙げ、自身初の年間女王に輝いた。今年は、オーストラリアツアー(WPGA)のツアーエグゼンプションランキング(QT)44位で出場資格を得て、海外でも戦う。異国の地で何を感じているのか――。新たな挑戦の現場を追う。(取材/構成・高木彩音)

【写真】小林光希ちゃんたちと記念に取りました!



みなさん、こんにちは! 林亜莉奈です! 先日、約1カ月ぶりに日本へ帰国しました! オーストラリアツアー(WPGA)の第4戦を終えて、沖縄で行われた「マイナビ チャレンジマッチ THE Heroines 2026」(以下、マイチャレ)に出場しました。その後、沖縄で石井忍コーチが主宰するエースアカデミーのみんなと合宿を行っています。

エースアカデミーのチームメンバーと合宿頑張ります!(本人提供)

エースアカデミーのチームメンバーと合宿頑張ります!(本人提供)

今回は、WPGAの第4戦の振り返りと、今後の試合スケジュールについて、マイナビさんの試合で得たことなどをお話したいと思います。

■酷暑のなか85位の出遅れから24位 自己最高位、日本勢最上位でフィニッシュ

 
1月29日から2月1日まで行われた、男女混合試合の「Webex プレーヤーズ・シリーズ マレー・リバー」に出場してきました。気温はなんと、40度を超える暑さ…。同組のキャディさんが熱中症になって、途中ベンチに座って痙攣しはじめてしまい、運ばれていくほど。それぐらい暑かったです。
 
結果は、(日本勢最上位の)24位タイでした。女子のコースは5686ヤード(パー71)と短く、グリーンのコンディション的にも伸ばし合いでした。初日は「71」の85位から始まり、予選通過をするために2日目は最低でも4アンダーで回らないといけない状況に、一瞬焦りがあったんですけど、なぜか根拠のない自信があって。『なんかいけそう!』みたいな。初日の「71」も取りこぼしがあったぐらいで、ショットの調子は悪くなかったですし、(パットが)なかなか決められず、惜しいことが続いたラウンドだったんです。
 
これまでだったら焦りや不安も抱えて迎えていたと思うんですが、自信を持ちながら挑めました。そして2日目に「66」で回ることができて、39位タイで決勝ラウンドに進出。その後も「68」、「69」で回ってトータル10アンダーで終えることができました。正直、スコアを伸ばせるコースで『もっといけたな…』と悔しい場面は多いですが、これからにつながる手応えを得ることができた4日間でした。

練習場は広々していて、とてもいい環境です!(本人提供)

練習場は広々していて、とてもいい環境です!(本人提供)

■ポイントランキングトップ9位で高額大会への出場権を獲得!


ここまでの試合を終えて、WPGA Tour OoMというポイントランキングで9位に浮上。上位9位以内の選手に付与される高額大会の「オーストラリア・ウィメンズ・クラシック」(3月5~8日)の出場権を得ることができました。さらに、その前戦の「フォードNSWオープン」(2月26日~3月1日)には予選会から出るはずでしたが、QT44位の資格で出場権が下りてきたので、2月下旬から連戦できることになりました。

NSWオープンと、ウィメンズ・クラシックの賞金総額は、他の試合(賞金総額25万ドル、約3880万円)と違って、賞金総額60万ドル(約9310万円)です。このような大会に出場できるのはとても大きいですし、1月の成績が繋がったというのが、私のなかではとてもうれしいです! 来季のシード権を獲得できるのは、例年通りでいくとポイントランキング上位15位(カテゴリー4)なので、そこに入れるようにも、残りの試合も頑張りたいです。

これからも頑張ります!(本人提供)

これからも頑張ります!(本人提供)

■シード選手との差、学びを得た“マイチャレ” 来年はプロとして琉球GCへ

一時帰国後の「マイナビ チャレンジマッチ THE Heroines 2026」の試合結果は、「69」の2位でした。レギュラツアーで戦うシード選手と一緒に回ることができて、とても学びのある試合でした。

優勝した同級生の小林光希プロが同じ組でした! 光希ちゃんは「66」で回り、私は3打差の「69」。追いつけなかったですね…。理由はパターでした。パーオンは16回して、ほぼチャンスというか、狙えるバーディパットでした。2パットで上がろう、みたいなロングパッドではなく、入りそうな距離とラインをことごとく外していたので、めちゃくちゃ悔しかったです。

小林光希ちゃん(左)と同組で回り、たくさん学ぶことができました!

小林光希ちゃん(左)と同組で回り、たくさん学ぶことができました! (撮影:佐々木啓)

光希ちゃんは、すごくいいゴルフをしていました。バーディチャンスが同じようについているなかで、私よりも長いパットをしっかり入れてくるんです。あとは、アイアンの音がすごく厚くて、ずっと安定していました。本人は何回かフィニッシュで手を離していたんですけど、ボールはグリーンオン。私が手を離すときは、本当に“さよなら~”ってところに飛んでいくんですけど、光希ちゃんが手離しているのは、“全然大丈夫じゃん!”みたいなところで。ミスの幅が少ないなって感じました。

組み合わせに恵まれました!

組み合わせに恵まれました! (撮影:佐々木啓)

レギュラーツアーでずっと戦ってシード権を取る人と、そうじゃない人の違いって、「いいショット」だけ見たら正直そんなに変わらないと思うんですよ。ハマれば、ワンチャン勝てることもある。でも、差が出るのはミスしたとき。ダメなショットを比べたときの差は、レギュラープロとそれ以外では本当に大きいなって感じます。

ミスゼロで終わる試合なんてないけど、レギュラープロは『ここならリカバリーできる』っていう範囲でプレーしてる。一方で、やっちゃいけないミスを試合中にしてしまうかどうか、そこが差になるんだと思います。今回のマイナビチャレンジはワンデーで、自分は大きなミスは出なかったけど、それでも1日だけでその違いを感じました。

シーズン中にレギュラープロと回る機会ってなかなかないし、組み合わせにも恵まれて、すごくいい刺激をもらえました。オーストラリアとはまた違う学びがあったなって思います。こういう場で『ここはすごいな』『勉強になるな』って感じられるのは大きいし、(プロテストに合格して)レギュラープロとして戦う側で、またマイチャレに戻って来たいなって思いました。

組み合わせに恵まれて、とても楽しかったです!(本人提供)

組み合わせに恵まれて、とても楽しかったです!(本人提供)

マイナビネクストヒロインゴルフツアーに出場するみんなと久しぶりに会いました!(本人提供)

マイナビネクストヒロインゴルフツアーに出場するみんなと久しぶりに会いました!(本人提供)

■1カ月間のWPGAとマイチャレに出て気づいた自分の“変化”


以前だったら、スコアだけを見て、『60台が出ているしな』って満足している感じでした。今回のマイチャレの時にも感じたんですけど、60台を出しても、自分の中の反省ポイントをしっかり見つけられるようになったのが、1つ成長したところかなと。前と変わったなって思います。

前まで、本当に『アンダー出せていたらとりあえずいいじゃん』ぐらいの感覚だったんですよね。それが、60台を出していても、『あそこはもう少しこういうことできたな』とか、『でもそこもよかったな』とか、ちゃんと振り返ってポイントを見つける。誰かに言われてとかではなくて、自分の中でそれを見つけられるようになった。第一段階、上がれたのかなと感じています。

本当にオーストラリアに行ってよかったです! 昨年の今頃とは違います。この1カ月の試合でポイントランキングを上げることができて、高額大会の出場も決まりました。その経験も踏まえて、また春先の試合に向けて、この2月、3月はオーストラリアでの試合を通して、自分の引き出しを増やしたいなって思っています。いろんなことを吸収して、状況に応じた選択肢というか、プレーのレパートリーをもっと広げていきたいです。みなさん、引き続き応援よろしくお願いします!

現地の夜景がとてもきれいでした!(本人提供)

現地の夜景がとてもきれいでした!(本人提供)

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