19日、都内のホテルで日本ゴルフツアー機構(JGTO)が2026年シーズンのトーナメント日程を発表した。昨年の日程から3試合減(調整中3試合)となり、来季は22試合の開催を予定している。
開催が調整されている試合は、「ハナ銀行インビテーショナル」(第25週で調整中)、「フジサンケイクラシック」(第36週で調整中)、第40週で調整中の新規トーナメントの3試合となっている。
このうち、「フジサンケイクラシック」は、今年、主催者の一角であるフジテレビが元タレント・中居正広氏の女性トラブル問題をめぐり批判を受け、一時は開催が危ぶまれた。しかし、大手スーパー・ロピアが特別協賛として加わることが決まり、大会名を「ロピア フジサンケイクラシック」に変更。例年通り富士桜カントリー倶楽部(山梨県)で開催された。
来季について事務局長は「調整中とさせていただきたいと思います。主催のフジテレビさんを始め、文化放送さんなど、全主催者で新たなスポンサーを探している途中で、まだJGTOとの契約ができていません。フジテレビさんとしては『ぜひ、やりたい』という意向はいただいております。ですので、日程表では空き週になっております」と説明。大会開催の決定は「開幕ぐらいまでは待ちたい」とした。
一方で、開催が中止されるトーナメントは、「ISPS HANDA夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」と「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」の2試合。新規開催は来シーズン開幕戦となる豪州ツアーとの共催大会「ISPS HANDA Japan-Australasia Championship」で、3月5~8日にニュージーランドのRoyal Auckland & Grange GCで行われる。出場人数156人のうち、JGTO枠は66人となっている。
日本での初戦は「東建ホームメイトカップ」で、海外メジャー「マスターズ」と同週の4月9~12日に行われる。(文・高木彩音)
