・賞金王レース参加者たちはお疲れ気味!?
この試合では賞金ランク首位の小平智が2日目に体調不良で棄権。同ランク2位の宮里優作も風邪の影響から予選ラウンドで力を発揮できず、結局19位タイに終わった。同ランク3位のチャン・キム(米国)も腰痛と戦っており、27位タイと振るわなかった。「9月からの連戦でどの選手も疲労はピークでしょうね」と田島。秋口の高額賞金の続くトーナメントで休むわけにもいかず、今年は南国・宮崎も思いのほか寒かった上に、今季は沖縄から静岡・御殿場への寒暖差が激しい地に移動があったりと、例年以上に選手たちは厳しい体調管理を迫られている。
「風邪を引いて体調が治らなかったり、どこか身体を痛めたり。(賞金ランク4位の池田)勇太も万全な状態ではないでしょう。10週連続で出ている選手も多いですからね、改めて過酷だなと」(田島)
そんな熾烈を極める男子ツアーも残り2試合。今週の「カシオワールドオープン」ではシード権争いに終止符が打たれる。さらに、優勝賞金4,000万円が賞金王の行方を大きく左右する。いよいよ佳境に入った男子ツアーから、目が離せない。
解説・田島創志(たじま・そうし)/1976年9月25日生まれ。ツアー通算1勝。2000年にプロ転向し、03年『久光製薬KBCオーガスタ』で初日から首位を守り、完全優勝。青木功JGTO(日本ゴルフツアー機構)体制では、トーナメント管理委員会 コースセッティング・アドバイザーを務める。