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桑田真澄氏、最終日進出ならずも笑顔「いいゴルフが出来た」

桑田真澄氏、最終日進出ならずも笑顔「いいゴルフが出来た」

所属 ALBA Net編集部
牧野 名雄 / Nao Makino

配信日時:2017年3月11日 15時22分

ラウンド後、インタビューに答える桑田真澄氏(左)と武藤俊憲(提供:大会事務局)
ラウンド後、インタビューに答える桑田真澄氏(左)と武藤俊憲(提供:大会事務局)
<ISPS HANDAニュージーランドオープン 3日目◇11日◇ミルブルックGC&ザ・ヒルズGC>

プロアマ戦が並行して行われるPGAオーストラレイジアツアー主催競技「ISPS HANDAニュージーランドオープン」の第3ラウンド。武藤俊憲とのペアで予選ラウンドを突破した元プロ野球選手の桑田真澄氏は、この日10ストローク伸ばす猛追を見せるも、セカンドカットラインには2打届かず。最終ラウンドへの進出はならなかった。

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桑田氏はラウンド後に「いいショットもあったけど、今日もアプローチとパターでしのいだっていう感じ。特にドライバーの調子が悪かった」とこの日を振り返った。「途中から武藤プロのスイングを見て、肩をきちんと入れてスイングしているなと思って」。武藤のプレーを参考にスイングを修正したところ、ドライバーが改善。後半からは巻き返し、「スコアとしては40/40の80くらいだったと思う。いいゴルフが出来たし、楽しかったです」。4日目を戦うことはできなかったが、自身でも納得のゴルフに笑みがこぼれた。

個人戦をトータル8アンダー36位タイと日本勢最上位でフィニッシュした武藤は「今日はもうホントパターだけ。全部ひっかけてるんで、狙ったところに打てていない」。パッティングに苦しみ、この日は2つスコアを伸ばすだけにとどめた。「ショットは全然いいですよ。ドライバーもいい」と、調子は悪くないだけに、最終日はグリーン上のプレーが上位浮上のカギを握る。

「明日はしっかり伸ばしたいですね。15アンダーくらいまで行きたい(武藤)」。昨年大会は惜敗に終わったものの、谷原秀人が熾烈な優勝争いを演じた。ブラッド・ケネディ(オーストラリア)がトータル19アンダー単独2位、マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)がトータル17アンダー3位タイと、国内ツアーで活躍する海外勢が奮闘する中で、日本勢も意地を見せることができるだろうか。

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