国際ジュニアゴルフ育成協会(IJGA)が主催する「PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 決勝大会」の最終ラウンドが11日(日)、岐阜県にある花の木ゴルフクラブで開催。今季の「PGM世界ジュニアゴルフ選手権」に派遣される日本代表選手が全て決定した。
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15-17歳の部男子では3バーディ・4ボギーの“73”をマークした坂本将規が初優勝で初の日本代表入り。さらには11月に開催される国内男子ツアー「HEIWA・PGM Championship in 霞ヶ浦」の出場権を獲得。ラウンド後の坂本は、「まだ心が追いついてないです。プロの試合に出るのを夢見ていたので」と興奮気味に現在の心境を話した。
同2位には過去2度決勝大会で敗退し涙を呑んだ石過功一郎。“3度目の正直”で初の日本代表入りを果たしたが、優勝を逃したこともあり、「嬉しさと悔しさが半々です」と大会を振り返った。また、同3位の松本正樹は最終ホールに3メートルのパーパットを沈めて日本代表に滑り込みを果たした。
また13-14歳の部男子では石坂友宏が4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの“72”をマークして逃げ切り優勝。「優勝できると思っていなかったので嬉しいです」とラウンド後は、優勝の喜びを噛みしめた。