今日一日を振り返って「男子ツアーも女子ツアーのように若年化されていく可能性を感じた」と石川。現在、国内女子ツアーでは「KKT杯バンテリンレディスオープン」を制した勝みなみをはじめ、森田遥、堀琴音、永井花奈と言ったアマチュアだけでなく、今季「アクサレディス」でツアー初優勝した20歳の渡邉彩香といった若い力がツアーを賑わせている。その女子の流れに男子も続くのではと、今日のプレーや質問などから感じたジュニアのレベルの高さを見てそう思わずにはいられなかった。
もちろん石川も黙っているわけではない。「男子ツアーはもちろんのこと、6年後には東京オリンピックもある。そのときに自分が大きな壁となれたら」と立ちはだかるつもりだ。最後の挨拶で「男の子は直接戦えたらいいね。僕もさらに力をつけて待ってる」と言った石川。日本滞在最終日に充実した時間を過ごし、主戦場であるアメリカへ向けて旅立った。