丸山茂樹が副主将を務める「ザ・プレジデンツカップ」の魅力とは?
10年以上前からジュニアゴルファーの育成を支援する活動をしてきた丸山。以前は所有するゴルフ場の無料開放やレッスン会などを中心とした活動だったが、4年前から試合形式のイベントを開始した。これは米国と日本のゴルフ事情を比較して、圧倒的にジュニアの競技が少ないことに着目し、「1つでも多くの試合を経験させてあげることが重要」と丸山自身が感じたことがきっかけだった。
また今大会では小学1年生・2年生のジュニアを対象としてイベントも同時に実施。これらのイベントには丸山だけではなく、応援として増田伸洋、村口史子、竹村真琴、内藤雄士プロコーチが参加。ジュニアたちは練習場を利用したレッスン会や各種ゲーム、スイカ割りなどを体験することで、ゴルフにおける重要な基礎はもちろん、仲間と協力し工夫することを学んだ。ゴルフだけでなく、ジュニアたちの人間形成という面でも貴重な経験となったことだろう。
大会は午後1時頃、雷雲の接近に伴う大雨によって競技中断。そのまま天候が回復しなかったため、「小学3年生の部」「小学4年生の部」「中学校・高校男子の部」「中学校・高校女子の部」のカテゴリがホールアウトできずに前半9ホールの成績によって順位がつけられた。
レッスン会や大会を通してジュニアたちと直にふれあい、プレーを見た丸山は「感心するばかりです」とジュニア全体のレベルアップを実感。「今日ここにいる子たちの中から有望な選手が生まれて、そして同じステージで「あの時一緒にいたね」なんて話してくれたら素敵ですよね」と笑顔で話した。