18年の日本選抜vsタイ選抜では、市原弘大&福田真未でペアを組んだ【写真】
中学時代と高校時代にそれぞれ1度ずつ「日本ジュニア」を制し、高校卒業後の2001年にプロ転向。アジアンツアーに参戦したが、パターイップスに悩まされた。03年に国内下部ツアーで1勝したが、05年に腰部のヘルニアを発症。1年近くクラブを握れない時期があった。
08年にアジアンツアーでシード権を獲得し、翌09年は賞金ランキング13位に入った。10年に国内男子ツアーで初めてシードを獲得。16年に「全英オープン」に出場し、予選突破した際には、「こんなに嬉しいことはない」と涙を見せた。
2度のシード陥落を経験したが、18年6月の国内メジャー「日本ゴルフツアー選手権」で5打差5位から逆転し、ツアー初優勝を飾った。同11月の「ダンロップフェニックス」では、5打差8位から「63」を叩き出し、再び逆転勝利。シーズン2勝を挙げ、賞金ランキング4位と飛躍を遂げた。
笑顔を絶やさず、いつもニコニコしていることから、アジアンツアーでついた愛称は“スマイリーフェイス”。自身の似顔絵をプリントしたオリジナルの缶バッジやステッカーを自費で制作し、お世話になったボランティアやファンに配布するファンサービスも積極的に行っている。
