選手会長もカメラマンに変身!
賞金の一部や選手が出品したチャリティグッズの売り上げを、コロナ禍で苦しむ人々の支援団体に寄付することが目的となる大会は、その様子がライブ配信された。さらにそれとは別に、ラウンド中の選手はカメラを片手にプレーし、コース内での様子を自らのSNSなどを利用し発信した。
大会の発起人となった時松隆光は、通常のトーナメントではできないファンサービスに「楽しかったですし、これもあって選手同士のコミュニケーションもたくさんとることができた」と満足。参加者は普段見ることができない“角度”から、試合の臨場感や選手の声を届けた。
今年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」でツアー初優勝を挙げ、YouTuberとしての顔ももつ男子の香妻陣一朗も、4ホールを自らのチャンネルで配信。プレーだけでなく、一緒に回った田中瑞希との会話なども視聴者を楽しませた。ラウンド後には、田中へ今後のチャンネルへの出演オファーも。「女子に出てもらうのはいろいろと難しいことが多い(笑)」と言いながらも、無事“快諾”をゲットした。同じ九州出身ながら「昨日初めて会った」という黄金世代との距離を縮めるのに、この動画配信も一役かったようだ。
至る所で、カメラに向かって楽しそうな表情を見せた選手たち。さなざまな動画のプラットフォームが混在する“今風”のイベントとなった。