競技派・エンジョイ派どちらも使い勝手のよさで人気。正会員権のほかに中央都留CCとの共通正会員権も
圏央道・相模原愛川ICから10km、東名・厚木ICから19Km。東京・神奈川方面からのアクセスに恵まれた27ホール丘陵コース。1972年に当時ゴルフ場経営最大手の1つだった日本ゴルフ振興により開場。半世紀以上の歴史があり、2004年からはPGMが運営している。
コースは山の斜面を利用してひな壇状にレイアウトしてあり、大きなアップダウンは解消。フェアウェイ幅がゆったりとして距離もあるアウト、自然の起伏とハザードの配置で戦略性を高めたイン、距離短めでトリッキーさもあり、ショットの精度が問われるウエストと、個性の異なる3つのコースの組み合わせを楽しめる。
プレースタイルは全組セルフプレーでGPSナビ付・乗用カート利用。現在は午前中と午後の時間帯限定だが年間を通じてスループレーができるようになり、人気を呼んでいるそうだ。
会員権には東名厚木CCのみ利用可能な『正会員権』のほか、東名厚木CCと中央都留カントリー倶楽部を利用できる『共通正会員権』があり、年会費などが異なる(金額は下記参照)。
中央都留CCは中央道・都留ICから6 km約10分。標高600メートルの富士山麓に位置し、富士山の眺めのよさで知られる18ホール丘陵コース。どちらもP-CAP優待料金などPGMグループの特典やサービスを受けられる。
東名厚木CCの直近の会員数は正会員4,200名、平日会員(土曜不可)170名。居住地別に見ると神奈川県在住者が60.3%を占め、以下、東京都在住22.6%、その他17.1%となっている。
競技は俱楽部選手権、シニア選手権、グランドシニア選手権、レディース選手権、スクラッチ選手権、ダブル選手権、理事長杯、キャプテン杯、月例杯(S・A・B・C)、平日月例杯(S&A・B&C)、月例杯シニア、月例杯グランドシニア、敬老の日杯、ラストコール杯と充実。月例杯は実力と年齢に合わせて参加できる。
競技志向の会員が多く、競技やイベントの参加率も高め。夏季や冬季の平日の期間限定だが同伴ゲスト優待があり、家族や夫婦での来場も多いという。
名義書換料は正会員・共通正会員どちらも275,000円、平日会員(単独のみ)は165,000円。年会費(2026年1月以降)は正会員49,500円、平日会員33,000円。共通正会員66,000円。入会費用のトータル概算は50万円前後で推移している(金額はすべて税込)。
東京・横浜方面から通いやすく、一般道だけのアクセスも可能。人気のゴルフ場だけにコースと曜日によって混み合うこともあるが、フレンドリーな雰囲気でメンバー同士の交流が活発、スタッフの応対もいい。エンジョイ派も競技志向も気軽にクラブライフを楽しめて入会費用もリーズナブルといえる。予算と立地条件が見合うなら選択肢のひとつに加えていいだろう。
基本情報
東名厚木カントリー倶楽部
https://booking.pacificgolf.co.jp/guide/68.html
神奈川県愛甲郡愛川町三増2607
TEL:046-281-2121
開場日:1972年11月19日
コース設計:東日本開発(株)
アクセス
・車
東名/厚木ICから19km約40分
圏央道/相模原愛川ICから10km約20分
・電車
JR横浜線/相模原駅からクラブバス(事前予約制)またはタクシー35分~60分
小田急電鉄小田原線/本厚木駅からタクシー35分~60分
ヤーデージ
27ホール パー107
OUT・IN
Blue 6,532Y
White 6,256Y
Gold 5,932Y
Red 4,854Y
コースレート71.3
(Blueティ・Aグリーン使用時)
≪共通正会員権≫
中央都留カントリー倶楽部
https://booking.pacificgolf.co.jp/guide/69.html
山梨県都留市大幡舟井沢3036
TEL:0554-45-1261
開場日:1979年10月18日
コース設計:日本ゴルフ振興設計部
アクセス
・車
中央自動車道/都留ICから6 km約10分
・電車
JR中央本線/初狩駅からクラブバス(予約制)またはタクシー約10分
ヤーデージ
18ホール 6, 371ヤード パー72
コースレート69.8
(Blueティ・Aグリーン使用時)
※参考
中央都留カントリー倶楽部に単独で入会する場合(正会員)
名義書換料165,000円、年会費(2026年)37,400円
入会費用総額概算33万円前後 ※金額はすべて税込
会員権価格など詳しい最新情報
東名厚木カントリー倶楽部(共通)
東名厚木カントリー倶楽部(単独)
中央都留カントリー倶楽部
情報提供:明治ゴルフ