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2019年のルール大改訂、賛成?反対?

周りのゴルファーはあんなことやこんなこと、どう思ってる?何でもアンケートの結果からゴルファーのホンネに迫る!

配信日時:2018年5月16日 12時00分

誰しもがルール改訂に大賛成というわけではない……!?(写真:Gettyimages)
誰しもがルール改訂に大賛成というわけではない……!?(写真:Gettyimages)

賛成派も、大賛成とは一概には言えない…!?

今回のテーマは「2019年のルール大改訂、賛成?反対?」

※アンケート回答期間
3月14日〜3月22日。回答者218人、コメント数73件。


結果は以下のようになりました。

2019年のルール大改訂、賛成?反対?
ルールの変更に賛成…87%

ルールの変更に反対…13%


詳しいアンケート結果はこちらから

2019年の1月1日から、R&AとUSGAが発表した新しいルールが施行されます。規則を近代化することでゴルフをもっと身近に感じてもらい、ゴルフ人口の増加につなげることが目的です。

何点もの変更点がありますが、例えばバンカーに入ったボールを2打罰でバンカーの外に出すことができたり、紛失球を探す時間が5分から3分へ短縮。ほかにもパッティンググリーンからプレーされた球が、ホールに立っていて付き添われていない旗竿(はたざお)に当たっても罰を受けることがなくなります。

今回のアンケートの結果は、賛成の人が約9割近く。しかし皆さん、ルールが変わることに前向きではありますが、誰しもが改訂されるすべてのルールに大賛成というわけではないようです。

基本的には賛成だが、ゴルフ本来の楽しみがなくなるのでは?

賛成と答えた人の意見は大きく分けて2種類。

一つ目は「とにかく新ルールでやってみて、うまくいかないようならばまた再度対策を考えればいい」という、改訂に前向きな人たち。ルールが変わることは決まったことだから、受け入れるべきと考えているようです。

二つ目は「賛成できるルールの変更もあるが、違和を感じるルールの変更もある」という声。プレーファーストにつながる、紛失球を探す時間の短縮やストロークまでの時間を40秒以上かけてはならない、といった新ルールに賛成する声が多く聞かれましたが、バンカーから2打罰で外に出すことができるルールについては反対派が多数。「『ボールはあるがままにプレーする』、というゴルフのルールの大原則に反している」、「バンカーからナイスショットを打てたときのうれしさこそ、ゴルフの醍醐味(だいごみ)だと考えているので反対です」など、さまざまな障害物があるからこそゴルフをプレーする楽しみがあると考えている人が多いようです。

皆さん、時代の変更に合わせて柔軟に対応していくことも大切だと考える一方で、変えてほしくないルールもおのおのあるようです。

初心者にはうれしい改訂だと思うが、今のゴルフが好きな人のためにはならない

反対派から聞かれたのは、「今のゴルフが好きな人たちのためというより、まだゴルフをやったことがない人たちのための改訂に感じてしまう」。先ほどの賛成ではあるがゴルフ本来の楽しみがなくなってしまう、と考えている人たちと同意見のようです。

ゴルフのルールはややこしいので、分かりやすくなる今回の改訂は、初心者にとってはゴルフに親しみを感じるきっかけになるのは間違いなさそう。でも、ゴルフ本来の楽しみがなくなってしまい改訂の意味がわからないと、考えているようです。

今回の大改訂で、ゴルフというスポーツが今後どのように変化していくのか。施行される来年は、より一層注目していきたいですね!

最後に皆さんからのコメントを紹介します!

・(ルールの変更に賛成)アマチュアにも、プレー時間のスピーディー化が促進される!

・(ルールの変更に賛成)課題があればとにかく改善策をやってみる、という姿勢が良いと思います。

・(ルールの変更に賛成)バンカーが下手な自分にはいいような気もするが……。でもこれからもバンカーから打つだろう。

・(ルールの変更に反対)ただ単に、プレーファーストのためばかりの救済的なルール変更では、ゴルフ本来の楽しみが失われると感じています。

・(ルールの変更に反対)初心者やこれからゴルフをはじめる人には良い改訂だと思いますが、今のゴルフが大好きで夢中になってプレーしているゴルファーをもっと大切にしてほしいですね。

では次回もお楽しみに〜。
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Text by Maaya Yamada

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