事件はチョイ・ヒ−ジンとユ−ナ・パーク(ともに韓国)が、カラー上のボールをマークし拾い上げたところから始まりました。両選手には2打罰が科せられ、このペナルティ前に6アンダーで首位タイにいたヒ−ジンは後退。しかし、これで終わりではなく、同じ間違いをした選手がなんと4人もいたのです。ルール委員会はペナルティの免除、つまり2打罰を受けていたヒ−ジンとパークのペナルティの取り消しを決めました。
その決断に対し、選手たちから不満が続出。その決定事項だと棄権するという選手も出てきたのです。
再協議の結果、韓国女子ツアー協会は初日スコアのキャンセルし、大会を54ホールマッチで行うことを決定。大会はキム・ヘリムの優勝で幕を閉じたというわけです。
正しい決断だったかも含め、何とも後味の悪い結末のような気がしますが…。