2017年全英オープンが開催されたのはロイヤル・バークデールGCですが、その公式ツイッターに投稿された写真が話題になっています。写真に写っているのは2017年のチャンピオン、ジョーダン・スピース(米国)がサインした
タイトリスト718 T-MBの3番アイアンのレプリカ! なぜこのアイアンのレプリカが作られたかというと…。
写真はロイヤル・バークデールGC公式ツイッターより
2017年の全英オープンで多くの人の記憶に残っているのが、マット・クーチャー(米国)との首位争いで熱戦が繰り広げられた最終日、13番パー4でスピースが見せた3打目でしょう。
ドライバーを大きく曲げてしまい、アンプレヤブルを選択(1打罰)したスピースは、20分考慮した結果、ブラインドショットとなりますが練習場から打つことを決めました。
スピースのピンチと思われましたが、上手くグリーン手前に落とし、アプローチでピンそばにつけるとワンパットで沈めこのホールをボギーでセーブ。波に乗ったスピースは残り5ホールで3つのバーディと1つのイーグルを奪うスーパープレーを見せ、優勝を飾りました。
その13番のショットで使われたのが、
タイトリスト718 T-MBの3番アイアンだったわけです。
写真はロイヤル・バークデールGCの公式ツイッターより
「ミカエル(キャディ)が『3番ウッドじゃない、3番アイアンだ』と言ったんだ。狙った方向に行かなかったから、打ったときはアンハッピーだったよ。でも、ミカエルの言うとおり打つべきクラブ、距離があっていたから余裕があったんだ」と、大会終了後に話していたスピース。
もし3番アイアンで打っていなかったら、結果が変わっていたかもしれませんね。この劇的ショットを記念して、ゴルフコースはレプリカを注文、スピースにサインをもらいコースに飾っているそうです。
ロイヤル・バークデールGCの公式ツイッター