コースを疾走するシブコ【ライブフォト】
日本各地に宣言や重点措置などが出ていないのは、4月4日以来。コロナ禍ではゴルフも影響を受けているが、一番変化があったと言えるのはコンペの開き方だろう。
従来であれば、コンペではプレー後にパーティが開かれ、参加者は飲食を楽しみながら表彰式を行うなどしていた。それがコロナ蔓延のあおりを受け一時はパーティの中止。収益面でもゴルフ場に打撃を与えた。
同じように見通しているのが、紫カントリークラブ・すみれコース(千葉県)。2020年には男子ツアー「日本オープンゴルフ選手権」開催地を務めた。
支配人は、「年末ごろからコンペが増えてくるのではないでしょうか」と話す。もともと5組ほどのコンペがメインなこともあり、パーティの開き方について大きな変化はないと言う。「1テーブル4人まで、テーブルの間隔は1m以上離します。大人数で開催したいといった場合は、お客様と相談しながら折り合いをつけていきます」。
宣言の解除で大きく関わってくるのがアルコールの提供だろう。各地にゴルフ場のあるアコーディア・ゴルフでは、「アルコールの提供は、各自治体の要請に応じて対応します。きょう、明日には国の方針も出てくるでしょうし注視しています」。
紫カントリークラブ・すみれコースでは、千葉県の要請をふまえて明日からアルコールを提供する。「お酒を出せるか出せないかで予約の入り方が全然違いますし、本当に良かったです。みなさん、ゴルフにきたら一杯飲みたいと思いますよね」。
ゴルフ関係者も待ちに待ったであろう宣言解除。ゴルファーにとっても、コンペ後のパーティでの“乾杯”が待ち遠しかったのではないだろうか。
