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明日から緊急事態宣言解除 コンペ後のパーティで乾杯はできるのか

明日10月1日から、緊急事態宣言と、まん延防止等重点措置が解除される。コロナ禍で、ゴルフ場に一番変化があったのはコンペの開き方だろう。明日以降のコンペにはどんな変化があるのか。

配信日時:2021年9月30日 17時30分

宣言解除でコンペの開き方にも変化が(写真:Getty Images)
宣言解除でコンペの開き方にも変化が(写真:Getty Images)
明日10月1日から、各都道府県に出されていた緊急事態宣言と、まん延防止等重点措置が解除される。

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日本各地に宣言や重点措置などが出ていないのは、4月4日以来。コロナ禍ではゴルフも影響を受けているが、一番変化があったと言えるのはコンペの開き方だろう。

従来であれば、コンペではプレー後にパーティが開かれ、参加者は飲食を楽しみながら表彰式を行うなどしていた。それがコロナ蔓延のあおりを受け一時はパーティの中止。収益面でもゴルフ場に打撃を与えた。
ゴルフ場グループ大手のアコーディア・ゴルフでは、来月以降のコンペの予約は増えると予測している。ただし、コロナ前のように、ゴルフ場ごと貸切るような大規模コンペの開催はまだ先と見通す。担当者は、「3組から4組といった、仲間で行うような小規模のコンペの需要は増えるのではないでしょうか。お客様も、冬ごろから開催できるかなと、様子を見ていると思います」。

同じように見通しているのが、紫カントリークラブ・すみれコース(千葉県)。2020年には男子ツアー「日本オープンゴルフ選手権」開催地を務めた。

支配人は、「年末ごろからコンペが増えてくるのではないでしょうか」と話す。もともと5組ほどのコンペがメインなこともあり、パーティの開き方について大きな変化はないと言う。「1テーブル4人まで、テーブルの間隔は1m以上離します。大人数で開催したいといった場合は、お客様と相談しながら折り合いをつけていきます」。

宣言の解除で大きく関わってくるのがアルコールの提供だろう。各地にゴルフ場のあるアコーディア・ゴルフでは、「アルコールの提供は、各自治体の要請に応じて対応します。きょう、明日には国の方針も出てくるでしょうし注視しています」。

紫カントリークラブ・すみれコースでは、千葉県の要請をふまえて明日からアルコールを提供する。「お酒を出せるか出せないかで予約の入り方が全然違いますし、本当に良かったです。みなさん、ゴルフにきたら一杯飲みたいと思いますよね」。

ゴルフ関係者も待ちに待ったであろう宣言解除。ゴルファーにとっても、コンペ後のパーティでの“乾杯”が待ち遠しかったのではないだろうか。

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