大人の短パンだから開放感はほどほどに
どれだけクーリング機能に優れていても、これからの季節は、ロングパンツよりも短パンが、断然涼しげで心地いい。それに思い切って足を出すことで、スタイルにスポーティで若々しいイメージをプラスできる。
ただし大胆に攻めすぎると、カジュアルになりすぎて、チャラく見えてしまいかねない。そこで弾けたい気分をちょっと抑えて、きれいめの無地か、柄モノなら同系色でまとめた短パンが、失敗しない落としどころ。
着丈はヒザが隠れないくらい、裾幅は24.5cmくらいがスタンダード。薄手でベタつかず、ロングパンツ同様に伸縮性をもたせた素材なら、プレーをしている間もストレスを感じない。
華やかな色に頼らずとも柄モノの存在感は十分
ハーフパンツ¥29,700(パーリーゲイツ/ パーリーゲイツ TEL.03-6748-0392)、ポロシャツ¥13,750(ビームスゴルフ/ビームス&ウィンズ有楽町 TEL.03-5221-6001)、肩にかけたニット¥16,500(トラヴィスマシュー/トラヴィスマシューカスタマーサービス TEL.0120-300-147)、ハット¥16,500(セント・アンドリュース/セント・アンドリュース TEL.03-6748-0705)
ヤシの木のプリントは、ネイビーの濃淡で表現することで、ほどよいリゾート感覚を演出。短パンには機能的な素材以外にリネンも用いられ、涼しげな風合いと、独特なシワ感がスマートに映える。
左から/¥8,250(クランク/ FDRカスタマーサービスTEL.0120-000-813)、¥17,600(ビームスゴルフ/ビームス&ウィンズ有楽町 TEL.03-5221-6001)、¥34,100(マーク&ロナ/マーク&ロナ 表参道店 TEL.03-5771-0967)
左は薄手の素材にヤシの葉のプリント。夏ゴルフらしい開放感がある。中はブランドネームが連なるが、同系色でワル目立ちしないところがミソ。ウエストはゴム、裏地はメッシュで、海パンのようなはき心地が快適だ。右は光沢感のある黒の濃淡、ハリのある質感によって、カモフラ柄のカジュアル度も控えめで取り入れやすい。
普段ははかないカラーでも短パンなら攻略しやすい
ハーフパンツ¥16,500、ポロシャツ¥18,700、キャップ¥7,150(すべてRLX /ラルフ ローレン TEL.0120-3274-20)
笹生優花、金谷拓実などが着用することで認知度が急上昇のラルフローレンのRLXゴルフ。この短パンは折り目線が入った、クラシックなイメージをもちながら、薄手でソフトな質感で動きやすい。コンサバなカラーでも精悍なイメージだ。
左から/¥14,300(トラヴィスマシュー/トラヴィスマシューカスタマーサービス TEL.0120-300-147)、¥10,450(キャロウェイ/キャロウェイ カスタマーサービス室 https://www.callawayapparel.jp)、¥16,500(Taylor Made Apparel/テーラーメイド ゴルフTEL.0120-558-562)
左の素材はポリエステルながら、コットンのような風合いが特徴。ハリのある質感は型崩れせず、伸縮性も備えている。中はまさにきれいめな無地。薄くて軽く、ウエストまでゆき届いたストレッチ性が抜群だ。右は機能的なロングパンツと同じような素材で、ストレッチたっぷりの薄手のシャカシャカ系。着丈が気持ち長めだ。
撮影/五十嵐 真 モデル/PHIL スタイリスト/高塩崇宏