東コースの大規模改修で生まれ変わった名門
本格ドライビングレンジも完成
この連載コラムでは2度目の紹介となる厚木国際カントリークラブ。前回は2018年11月に取り上げたのだが、このとき東コースは大改修の真っただ中だった。従って、ゴルフ場の雰囲気や西コースのレイアウトなどを中心にコラムを構成した。そこで、羽川豊による監修を終えた東コース、そして新設されたドライビングレンジを中心に、改めて厚木国際CCを紹介する。
さらに、ワングリーン化も行われた。新しいグリーンはアンジュレーションに富んだ形状で、ピン位置によって難易度が激変するという。
そして、東コースの大改修に伴い新たに新設されたのが、280ヤードを誇る大型のドライビングレンジ。これまで、36ホールを擁するゴルフ場としては少し物足りない練習レンジしかなかったが、大規模ドライビングレンジ(アプローチ練習場も併設)が出来たことで、チャンピオンコースとしての条件は整った。しかし、練習場へは専用カートによる送迎が不可欠で、使い勝手が悪いのが唯一の欠点となっている。
趣の異なる2つのコースを満喫できるようになった厚木国際CC。今後の人気上昇は間違いなさそうだ。
基本情報
〒243-0203
神奈川県厚木市下荻野1920
TEL: 046-241-1311
FAX: 046-241-1314
開場日 1959年11月8日
アクセス
東名高速・厚木ICより約15分
圏央道・圏央厚木ICより約25分
・電車利用の場合
小田急小田原線・本厚木駅下車 クラブバスで約15分