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目が見えにくいのは脳の処理能力が落ちているせい⁉ 仕事の合間にもできる“ペーパー裏読み”で視界がクリアに!

スマホを見過ぎたり、PC作業を長時間続けたりすると、目の老いが早まってしまう。そこで、『見える』をしっかりキープするために効果的なケア方法を紹介。

配信日時:2024年12月4日 07時45分

「ペーパー裏読み」は、目から入った情報を処理する脳の機能が鍛えられる。1日3分間を目標に行うと効果的(イラスト・内山弘隆)
「ペーパー裏読み」は、目から入った情報を処理する脳の機能が鍛えられる。1日3分間を目標に行うと効果的(イラスト・内山弘隆)

スマホを見過ぎたり、パソコン作業を長時間続けたりすると、目の老化が早まっていく。「なんか見えにくいな」と感じたら、仕事などの合間にケアをすることが大切だ。

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また、目が見えにくいのは脳の処理能力が影響していることもある。目の筋肉をほぐすことで、目と脳の連携を高めることができ、『見える』がキープされる。そのほかにも、目の乾燥を防いだり、目を温めることで、目の老化を防ぐことができるため、日常生活やゴルフで見えにくさを感じることがあるなら、積極的にケアすることが重要だ。

■目と脳の連携を向上させる「ペーパー裏読み」
視神経を伝わってきた情報を脳で解析して、初めてものが見える。目から入った情報を処理する脳の機能を鍛えよう。ペーパーを裏から見て解読するトレーニングで、目と脳がスムーズに連携する。

【やり方】
片面印刷された紙を裏返して、文字を読む。読みにくければ光に当てて透かして見よう。1日3分間を目標に行うと効果的。

■目の周りを温める「バームアイ」
まぶたの縁には皮脂腺があり、温めることで脂質の分泌量が増加。目が乾きにくくなる。簡単に目を温められる方法が、温めた手のヒラを目に当てるバームアイだ。目が疲れたと感じたときに行おう。

【やり方】
お湯を入れたコーヒーカップを両手でフタをするように包み、手のヒラを温める。続いて、目を閉じて手のヒラを目に当てる。手のヒラで目を押さないよう、手をカップ状にして当てること。

解説/平松 類
ひらまつ・るい/二本松眼科病院副院長。眼科専門医・医学博士。昭和大学医学部卒業。日々忙しく診療にあたりながら、目の不調や病気の知識を分かりやすく伝えるため、テレビや雑誌への出演、講演を精力的に行っている。『1日3分まちがいさがしで目がよくなる! ガボール・アイ』(SBクリエイティブ)など著書多数。近頃は多忙でラウンドできていないが、大学時代はゴルフ部に所属。

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