ミズホ・アメリカズオープン
稲見萌寧はNYで試行錯誤中 「耐えながら成績を出していかないと」
米国女子ツアーの「ミズホ・アメリカズオープン」に出場する稲見萌寧。米ツアー1年目、まだ模索は続く。
配信日時:配信日時: 2024年5月16日 03時00分
Round 4 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -14 | ネリー・コルダ |
2 | -13 | ハナ・グリーン |
3 | -10 | アリヤ・ジュタヌガーン |
3 | -10 | ガブリエラ・ラッフルズ |
3 | -10 | ジェニファー・カプチョ |
3 | -10 | シャネッティ・ワナセン |
7 | -9 | ビアンカ・パグダンガナン |
7 | -9 | ジーノ・ティティクル |
7 | -9 | 古江 彩佳 |
7 | -9 | 西村 優菜 |
<ミズホ・アメリカズオープン 事前情報◇15日◇リバティ・ナショナルGC(ニュージャージー州)◇6675ヤード・パー72>
先週の「コグニザント・ファウンダーズカップ」が行われたアッパー・モントクレアCCと今週の「ミズホ・アメリカズオープン」開催地のリバティ・ナショナルGCの距離はわずか25キロ。同じニュージャージー州に位置するが、そのコースの違いにルーキーの稲見萌寧は驚いた。
「コースがほぼ逆。芝も全然違うし、同じ州なのによくこんなに違うコースになるな」。フェアウェイの両サイドに木が並んでいたまるで林間コースのような先週から、ベント芝であるものの海沿いに位置するリンクスっぽいコースへと移った。風も「一定で重い」と異なる。そんなところに刺激を受けながら、入念にコースをチェックした。
オープンウィークだった2週間前にスイングを見直し持ち球をストレートに近いドローに変更したが、その後の初戦だったコグニザントーでは初日「77」。ショットがしっくりと来なかったことから2日目にはフェードに戻し「73」にまとめたが予選落ちに終わった。
「やってみないと分からなかった。やっぱりフェードに戻して、それでもっとよりいい感覚を取り入れるために練習するしかない」と話していたが、その試行錯誤は週末を挟んでも続いている。それでも着実に、一歩ずつ前に進んでいるはずだ。
「耐えながら成績を出していかないといけない。“なるはや”で調整できたら。ミスの幅が大きいので、もう少し狙ったところに打てるようにしたい」と持ち球であるフェードの精度を取り戻すことを目指す。海外メジャー「全米女子オープン」前最後の試合だが、「とりあえず今週。予選通過をクリアしたい」。“前哨戦”にも気負いせず、目の前の一打に集中する。(文・笠井あかり)
この記事のタグ
関連記事
ミズホ・アメリカズオープン
ミズホ・アメリカズオープンのニュース
- 「何をやっていたかわからない」 渋野日向子が振り返る“苦悩”の前半戦
- ネリー・コルダが強すぎる 米国人では32年ぶりのシーズン6勝「ジェットコースターのような苦労が報われる」
- 「ミズホ・アメリカズオープン」最終日のハイライト【動画】
- ミズホ・アメリカズオープン最終日 古江彩佳のハイライト【動画】
- 「100%の状態でUSオープンに」 畑岡奈紗はクラブ調整も見据えるオープンウィークへ