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「まず通過」から大会記録タイの「28」 歴代覇者の重永亜斗夢が大会2勝目のチャンスへ

国内男子ツアーの開幕戦2日目は日没サスぺンデット。重永亜斗夢がハーフで「28」を叩き出し、大会タイのスコアを記録した。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年3月30日 08時30分

<東建ホームメイトカップ 2日目◇29日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7069ヤード・パー71>

2018年大会覇者の重永亜斗夢が東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)の舞台で再び上位に名を見せた。

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「長かったですね。もうへばっていました。最後のほうは足がバタついて…」

雨の影響で10回のスタート時間変更があり、日没サスぺンデットで終えた第2ラウンド。当初のティオフ時刻からおよそ6時間の遅れとなった。天候も回復し快晴のなかスタートした重永は、前半をボギーなしの7バーディとして「28」で折り返した。後半もスコアを落とすことなく2つ伸ばし、9アンダーの「62」をマーク。トータル9アンダー・暫定4位タイで終えた。ハーフスコアの「28」は大会記録タイとなった。

パー71の今大会だが、重永は「(ハーフ)35って知らなくて(笑)。最後9番で入れたら29だってわかって入れて、29と思っていたら孔明さん(小田)や塚田さん(好宣)が、『28すごいじゃん』って言ってくれて、『なんで28?』ってなったんですよ(笑)」と自身もビックリだ。

「良かったです。ただ、10アンダーいきたかったですね。正直。やっぱりこの辺(後半)は意識しましたよね」と後半は欲も出てバーディチャンスを何度か外したこともあった。だが、まずはこの爆発的なスコアを出したことよりも「今週はまず予選通過が目標でした。スコアの面を見る見ない関係なく、予選を通ったことに良かったなとホッとしています」と、大会前に目標としていた予選通過を達成したことに安心した。

持病である潰瘍性大腸炎が悪化し22年シーズンはツアーを休み、昨年の本大会で復帰している。だが、最近は過敏性腸症候群が発症することのほうが多く「1週間ぐらいお腹が壊れた状態」になってしまいゴルフどころではなくなるという。持病と戦いながらも、今シーズンはシード復帰に向けて意気込んでいる。

「今年はQT選手なのでリランキングもありますし、その前にある程度賞金を稼いで後半出られるようにしたい。シード復帰は最低限したい」。第1回リランキングの「フジサンケイクラシック」まで出場できる試合で賞金を積み上げていく。まずは今週、上位フィニッシュすることが目標となる。(文・高木彩音)

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