ティアップの高さ
ティアップの高さ
配信日時:2008年6月11日 10時42分
みなさんはティアップの高さにこだわりはありますか?僕は場合によってティを高くしたり低くしたりしています。僕が思う基本のティの高さは、ボールがクラブヘッド上部より半分以上出ていればOKというもの。ボールがクラブヘッドの上部より半分以上出ていないと、インパクトでクラブフェースの真ん中からやや上目で捉えるためのスペースを余裕を持って確保できないため、芯の下で打って吹け上がってしまう原因になってしまうのです。
ドライバーのボール位置は、基本どおりにいけば、左足のかかと内側にあるはずです。正しいスイングが出来たとして、スイング中クラブが一番地面に近くなる地点(最下点)は自分のスタンスの中央付近になります。そこからクラブヘッドは少しアッパー軌道でボール捉えるのが正しいのです。そうすることで弾道のバックスピン量を減らすことが出来るし、ストレートに近いボールも打つことが出来るのです。
遠くに飛ばすためなら、ティの高さは高すぎるということはないと思います。ティの長さは4インチ(10cm)までというゴルフルールがあるのですが、この4インチまでであれば高すぎることはないと僕は考えます。もちろん、スイングが安定していない人などでミート率が下がってしまう人は高くしてはいけませんが。ティが高ければ高いほど打ち出し角を高くすることができ、キャリーを大きくすることが出来ます。今お持ちのドライバーでもティを高くすることだけでキャリーを大きくすることが出来るわけなんです。ボールが低くて困ってるという方はティを高くすることをお勧めします。
左右にハザードなどがあり、“曲げたくない”というホールが必ずあると思います。そんなホールはティアップを低くすると曲がりにくくなるものです。地面にクラブをソールして、ボールがフェースの中央にくるくらい極端に低くティアップするのです。あとは、地面スレスレを振れればボールは自然とフェースの中央に当てる事が出来ますよね。ティが低いので打ち出し角が自然と低くなりボールは低く飛んでいきます。フェースの中央や、やや下目に当たりやすいことからバックスピン量は少し多くなるので、適度なティの高さの時よりも飛ばなくはなります。また、ティが低いと少し上目から入りがちになるのでスライスボールが出やすくなるため、左に打ちたくないというときにはかなり有効になるでしょう。
ティアップの高さでフェースの中央やや上にコンスタントにボールを捉えられる高さが適度なティアップの高さになるでしょう。練習場でいろんなティの高さで練習してみてコンスタントに芯で捉えられる自分に合ったティアップの高さを見つけてください!