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身長158センチの比嘉一貴が賞金王初戴冠 「できると思ってやってきた」日本一への思い

身長158センチの比嘉一貴が賞金王初戴冠 「できると思ってやってきた」日本一への思い

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年11月27日 16時41分

初の賞金王戴冠で笑顔の比嘉一貴
初の賞金王戴冠で笑顔の比嘉一貴 (撮影:鈴木祥)
カシオワールドオープン 最終日◇27日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72>

賞金ランキング1位で迎えた比嘉一貴は今大会で単独8位相当の賞金を獲得すれば、自力で賞金王戴冠が決まるところだったが、4日間トータル12アンダー・37位タイで終えた。しかし、逆転には優勝が絶対条件だった賞金ランキング2位の星野陸也が8位タイに終わり、最終戦を待たずして比嘉の賞金王戴冠が決まった。27歳218日での戴冠は、片山晋呉の27歳314日を上回り、史上7番目の年少記録となった。

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比嘉が72ホール目を終えたとき、ギャラリーから「賞金王おめでとう」という声もかけられた。右手を挙げて答えた比嘉だが、初のビッグタイトル獲得に「来週もまだ試合が残っているので、実感が湧かない。安心したというか、肩の荷が下りたというか。うれしいよりも安どの気持ちが大きいですね」と顔を緩ませた。

2017年にプロ転向した27歳の比嘉は、身長158センチと言われなければ気が付かない風格がある。賞金シード選手としては最小兵ながら、飛距離は他の選手とそん色なく、安定感は抜群だ。歴代賞金王の中では最小身長。沖縄県勢としては宮里優作以来、2人目の快挙となる。「優作さんに続くというのは、ジュニアの頃からの目標にしていました」。昨年の「セガサミーカップ」で通算2勝目を挙げたときの優勝インタビューで「僕が賞金王を獲ったら夢がありませんか?」と話し、常に国内ツアーの頂点に立つことを目指してきた。

ここ数年は飛距離アップのために筋力トレーニングを行っていたが、昨年からスピードを高めるために自重を利用したトレーニングに切り替え、腹筋の弱さ、股関節の硬さも修正した。今季2戦目の「関西オープン」でシーズン1勝目を挙げると、国内メジャーの「BMW 日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」で最終日に3打差を逆転して2勝目を手にした。過去2回の出場でいずれも予選落ちと苦手意識もあったが、オフの取り組みの成果を見せることになった。

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