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「読めていた」 上田桃子がバーディ量産につなげた辻村明志コーチからの“助言”

ベテランが本領発揮か。充実のオフシーズンを過ごした上田桃子が2年ぶりの優勝を狙う。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2024年3月8日 17時37分

<明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 2日目◇8日◇土佐カントリークラブ(高知県)◇6273ヤード・パー72>

45位タイから出た上田桃子が7バーディ・1ボギーの「66」をマーク。一気にリーダーボードを駆け上がり、トータル6アンダー・3位で決勝ラウンドに進む。

だるまと優利と上田桃子【写真】

「きょうはパッティングがすごくよかったです」と、ラウンドを振り返る時の表情は笑顔。「打ちたいところに打てている」と納得のパットが打てたことが要因にある。それはきのう、辻村明志コーチとの“あるやり取り”があったから。

「『キャディさんと一緒にラインを読みながらパターを打てば』と言われた」という助言を受けたことを明かす。「足裏で傾斜を感じるようにしていたが、傾斜ばかりに気がいってあまり(ラインの)イメージが出なかった」。こんな違和感を覚えながらパットに臨んでいたのが、苦しんだ原因でもあった。そこできょうは助言通り「いつも1人でラインを読むけど、キャディさんに聞きながらラウンドした」。すると、その甲斐もあり「読めていた」と7つのバーディにつながった。

好調さを取り戻したパットに加え、もう一つ安心材料があった。「オフに基本的な練習をやってきて、自分のなかで球をコントロールできている」と、いつになくゴルフの状態には手ごたえを感じていた。開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」でも、「初めて緊張しなかった」というほど自信をもって挑めていた。ただ沖縄では40位フィニッシュと、想像をはるかに下回る結果に終わる。好調なのに結果がついてこないことへの焦りもあったが、それもきょうで払拭できそうだ。

「そんなに悪くないよな。ホッとできてよかった」。今まで積み上げてきたものが正しかったことを証明できたことが何よりもうれしい。再び自信を取り戻した上田の顔は柔らかかった。(文・齊藤啓介)

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