<ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント 2日目◇9日◇麻生飯塚ゴルフ倶楽部(福岡県)◇6809ヤード・パー72>
30歳の竹安俊也が、後半の3番パー5(500ヤード)で今季第1号となるアルバトロスを達成した。ツアーでは自身初めての経験だが、これまでにプライベートで1回、アジアンツアーQTで1回あり、これが3度目。麻生飯塚ゴルフ俱楽部から賞金10万円が贈られた。
残り195ヤードの2打目で6番アイアンを握ると、ピン手前2.5メートルに落ち、そのまま転がりカップインした。「打ち上げだったので、見えなかったんですけど、ギャラリーの方が沸いていて。これは異常だなと。『入ってるな』と思いました。意外と冷静でした(笑)」とその瞬間について振り返る。
10万円の臨時収入にもおおよろこび。「賞金も頂けてうれしいです!きょうはいいごはんを食べます(笑)うなぎを食べたいと思います」。一日の疲れを吹き飛ばすような一打と食事で、あすからも元気にプレーができそうだ。ちなみに国内男子ツアーでのアルバトロスは、昨年の「ANAオープン」3日目に達成したジャスティン・デロスサントス(フィリピン)以来47度目のこと。
「64」とビッグスコアもマークし、トータル10アンダーの8位タイまで順位を上げた。首位とは7打差だが、残り2日間残っている。「いい位置にいると緊張しちゃうんで、なるべくプレーだけに集中したい。上位のことをあまり考えずやりたいです。目標は優勝です」。ツアー初優勝へ向け、これを“吉兆の一打”にしたい。