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左右OBホールで使いたくなる ドライバー並みに飛ぶ最新“3番ウッド”7選

左右OBホールで使いたくなる ドライバー並みに飛ぶ最新“3番ウッド”7選

左右OBの狭いホールなど、ドライバーを持つのが怖いと感じる場面は多々ある。そんなときに、しっかり飛距離が出て、曲がらないクラブがあればスコアメイクはグンと楽になるはず。そこでおすすめしたいのが、最新の3番ウッドだ。一般ゴルファーにとってティショットの切り札といえるクラブに仕上がっているぞ。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年2月20日 20時00分

3Wでティショットする場合は、最下点と同じか少し左のボールを捉えるので、入射角が一定になりやすい。ティアップしているぶん、ロフト15度でも球は上げやすいし、適度につかまるので安定して飛距離を稼ぐことができる。アイアンなどと近いイメージで振れることもメリットだ
3Wでティショットする場合は、最下点と同じか少し左のボールを捉えるので、入射角が一定になりやすい。ティアップしているぶん、ロフト15度でも球は上げやすいし、適度につかまるので安定して飛距離を稼ぐことができる。アイアンなどと近いイメージで振れることもメリットだ (撮影:山代厚男)
大型ヘッドで、ロフトの立ったドライバーはボールを左に置き、最下点よりかなり先の位置で、アッパーブローに捉える必要がある。入射角やフェース向きがブレやすいため、ショットごとに弾道が変わりやすく、飛距離や方向性がどうしてもバラけやすいクラブなのだ
フェース長やヘッドの奥行を長くして、大型化しているのが最新3Wの特徴だ。構えたときに安心感があり、シャフトも短く見えて振りやすくなる。奥行があるぶん、重心も深くなるので、3Wでも球が上げやすくなっている
投影面積の拡大に比例して、フェースも大型化。そのぶん、設計自由度が高くなり、芯を喰ったときに高初速が出ることはもちろん、ミスヒットでも初速が落ちにくくなった。このフェースの進化がアマチュアでも3Wをティショットに使えるようになった最大の要因
2023年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で今平は、初日からドライバーを抜いて、代わりにヤマハの『RMX VD』の3Wをティショット用に投入。結果、安定してFWキープに成功したことでスコアを伸ばし、優勝をつかんだ
「タイガー・ウッズやジャック・ニクラスなどは、曲げたくないホールでは3Wのティショットを多用してきました。ドライバーよりもスイングメカニズム的に曲がらないからですが、当時はFWの性能が今ほど高くなかったので、パワーのあるプロの特権でした」(筒)
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大型ヘッドで、ロフトの立ったドライバーはボールを左に置き、最下点よりかなり先の位置で、アッパーブローに捉える必要がある。入射角やフェース向きがブレやすいため、ショットごとに弾道が変わりやすく、飛距離や方向性がどうしてもバラけやすいクラブなのだ

左右OBの狭いホールなど、ドライバーを持つのが怖いと感じる場面は多々ある。そんなときに、しっかり飛距離が出て、曲がらないクラブがあればスコアメイクはグンと楽になるはず。そこでオススメしたいのが最新の3番ウッドだ。しかし一方で、3番ウッドをティショットで使うのは、技術のある上級者だけと考える人も多い。ギアコーチの筒康博は、最新の3番ウッドはレベルに関係なくティショットに活用してほしいと語る。

狭いホールも自信を持って振れる! 最新3番ウッド7選【写真】

「“難しい”というイメージが先行しがちな3番ウッドですが、ティアップという好条件で打つことを考えたら、ドライバーよりもはるかに短く、ロフトも寝ていてやさしく打てる。狭いホールなどでぜひ活用したいクラブなんです。また、最新の3番ウッドは、投影面積が大きく安心感があり、フェースの反発性能も飛躍的に上がっていますので、人によってはドライバーと同じか、それ以上に飛ぶ可能性だってありますよ」
 
キャディバッグには入っているが、なかなか出番がないという人もいるかもしれない。でも、自分に合った3番ウッドが見つかれば、スコアメイクは劇的に楽になるはず。3番ウッドは難しいというイメージをいったんリセットして、下記の7モデルをチェックしよう。
 
【ティショットの切り札となる最新3番ウッド7選】
・タイトリスト TSR2+
・テーラーメイド Qi10ツアー
・キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆
・ピン G430 LST
・ブリヂストン B1ST
・ヤマハ RMX VD
・ダンロップ ゼクシオエックス
 
どのモデルもひと昔前に比べると格段やさしく進化しているが、当然モデルごとの個性がある。その見分け方についてクラフトマンの石塚昌広は、「ヘッドをトゥ側から見てみましょう。ネックが高ければ操作性が高く、ネックが短ければオートマチックに飛ばせるモデルです。また、ヘッドの奥行が短いほど、弾道が強くなるので合わせてチェックするのがおすすめです」と教えてくれた。
 
7モデルの中でネックが一番高いのは『Qi10ツアー』、一番短いのは『ゼクシオエックス』となる。また、ヘッドの奥行きが一番深いのは『TSR2+』、一番浅いのは『G430 LST』。そんなところにも注目しながら、3番ウッドを選ぼう。
 
 
■筒康博
つつ・やすひろ / 過去の名器から最新クラブまで豊富な知識を持つ通称『ギアコーチ』。インドアゴルフレンジKz亀戸店のヘッドコーチとして、アマチュアの悩みを解決している
 
■石塚昌弘
いしづか・まさひろ / インドアゴルフレンジKz亀戸店内にあるゴルフ工房「REAL SPEC GOLF」オーナー。鋭い感性とクラフト知識で、ゴルフクラブの性能を的確に分析する

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