「(優勝するという)感覚はなかった」
2019年アマチュアで出場した「富士通レディース」で優勝争いを演じながらも自分を見失わなかった。優勝を意識したのは3打差をつけて迎えた最終18番。このアマチュア離れした冷静さが史上7人目のアマチュア優勝を生んだ。
優勝パットを決めたときも、それまでの淡々とした表情を崩すことはなかった。その後ともにナショナルメンバーだった吉田優利や西村優菜らと笑顔で抱き合ったが、表情が変わったのはその後の優勝インタビュー。「両親の支えのおかげで…」と感謝を口にした瞬間涙で言葉を詰まらせ、ようやく19歳らしい一面をのぞかせた。
古江彩佳「(優勝するという)感覚はなかった」【ゴルファーのことば】
常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言たちがある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。
2022年01月21日