ショートパットに絶対有利なクロスハンド 何がいいのか? お手本は誰? まとめてチェック
年末年始のラウンドではクロスハンドのパッティングに挑戦してみては? ショートパットが驚くほど簡単になるかもしれない。
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時:2023年12月27日 07時55分
パターのグリップは順手でもOKだが、最近では左手をヘッド側にしたクロスハンドで握るプレーヤーも半々の比率くらいまで増えた。左右対称に近い姿勢で構えやすく、ヘッドが低く出ていくので出球の方向がそろいやすいなど利点が多く、ショートパットで特に威力を発揮する。今回はクロスハンドで打つ代表的な2人を大西翔太コーチに解説してもらった。
青木瀬令奈/独創的なクロスハンドグリップでバーディ量産
「1ラウンドの平均パット数部門で1位をキープしているのが青木瀬令奈プロ。小学生の時からクロスハンドに握っているそうですが、特筆すべきは左手の人差し指を伸ばしてグリップに添えていること。これは絶対におススメです」。
小祝さくら/太いグリップがクロスハンドと絶妙にマッチ
「小祝さくらプロは太めのグリップを採用し、両手をソフトに握っています。アドレスした時の手首の角度をキープしやすいメリットも。クロスハンドとの相性が抜群に良く、これが正確なストロークを引き出す秘密です」。
西郷真央/ヘッドを縦に近いストローク軌道で振るタイプ
「スタンスが狭く、ボールの近くに立って構えています。イン・トゥ・インというよりは両肩を上下に動かしてヘッドを縦に振るタイプですね。フェースの開閉を少なく抑えて出球を安定させたい意識が高いのだと思います」。
解説・大西翔太
おおにし・しょうた/1992年生まれ、千葉県出身。青木瀬令奈のコーチ兼キャディを務める一方、ジュニアゴルファーの育成に尽力するなど多方面で活躍