G30ドライバー（2014年9月5日発売）　2ndQTな男「TANABEE」の人間試打マシーンへの道　ゴルフギア情報なら、ゴルフのポータルサイトALBA.Netにおまかせ

空気抵抗を減らす新機能“タービュレーター”

　今回はPINGの新製品『G30 ドライバー』を試打します。「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で初優勝を挙げた鈴木愛やフェデックスカップ年間王者に輝いたビリー・ホーシェルが使用するなど、今話題のドライバーの1つですが、その性能とはどのようなものでしょうか。

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　まずは見た目から。PINGのドライバーは深重心をコンセプトにしていることもあり、フェース後方に伸びた形状のものが多いですが、『G30 ドライバー』もその流れを汲んでいます。投影面積大きめで、仕上げはマットなブラック。落ち着いた雰囲気のヘッドで、アドレスしてみると、かなりの安心感があります。

　『G30 ドライバー』最大の特長はクラウンに配された“タービュレーター”にあります。フェース寄りの位置に配されたその突起は、スイングの際に空気抵抗を減らしHSを上げる効果があるようです。また、フェース中心に向かうように突起が並んだそのデザインはボールをつかまえるイメージを高める視覚的効果もあり、アライメントでも力を発揮します。

　また、フェースの超軽量の高強度素材「T9Sチタン」を採用したことも『G30 ドライバー』の飛距離性能を高めています。センター部で7％、周辺で10％薄いフェースに仕上がっており、ボール初速を高めて飛距離を伸ばします。さらに、PING伝統の深低重心“重ヘッド”もさらに進化。前作よりも6％深く、2％低く設計したヘッドとソール後方に配された「新型CTPソール」の組み合わせが理想的な重心設計を生み出し、高慣性モーメントによる安定感と高い打ち出し、そして低スピンの強弾道を実現しています。

　シャフトは純正の「TFC390」のSフレックスを使用。中調子系59gのシャフトになっています。それでは早速打ってみましょう。