今季の国内女子ゴルフのレギュラーツアー、ステップ・アップ・ツアー(下部ツアー)、そしてレジェンズツアー(シニアツアー)の優勝者が一堂に会した20日の『JLPGAアワード』は、思い思いのドレスを身にまとう選手たちが、晴れ舞台にさらなる華を添えた。
今年の10月1日に最終日が行われた「日本女子オープン」で、大会2勝目を挙げた原英莉花は、全身白のスーツ姿で登場。「バック(会場の背景)が黒だと聞いたので、白で決めてみました!」と、そのコーディネートを選んだ理由を明かした。
撮影ブースに登場すると、そのバシッと決まったファッションを見た関係者からは歓声があがったほど。さらに、履いていた高いヒールにも注目が集まった。もともとスラリと伸びた足が、この日は一段と長く見える。思わず『身長はいくつくらいあるんだろう?』という質問があがり、それに対して「190(センチ)くらいあるかも(笑)」と回答して場を盛り上げた。
昨年は、未勝利ながら『特別賞』を受賞したJLPGAブライトナーのひとりとしてアワードに参加。その時も大胆な黒の肩出しドレスで話題になったが、優勝者として再び帰ってきた今年もその存在感を大いに発揮した。
今年は5月に腰のヘルニア手術を受け一時戦線を離脱。8月に復帰すると、自身にとって8試合後の日本女子オープンで2シーズンぶりの勝利を挙げた。10月には来季の米国ツアー出場権を得るために、フロリダ州で2次予選会にも参加。しかしその3日目にスコア誤記により失格になるなど、“荒波”の一年になった。ここで一度気持ちをまっさらにし、新たな年も挑戦を続けていく。