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福岡出身でベースボールグリップ 5位浮上のアマチュア・後藤未有は“ゲンちゃん”の後輩

福岡出身でベースボールグリップ 5位浮上のアマチュア・後藤未有は“ゲンちゃん”の後輩

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2018年9月28日 19時35分

<日本女子オープンゴルフ選手権 2日目◇28日◇千葉カントリークラブ野田コース(6,677ヤード・パー72)>

日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチーム。簡単にいえば、アマチュアゴルフ界の日本代表だ。2018年現在、チームに選出されているのは6人で、その全員が今大会に出場しているが、予選通過を果たしたのは4人。最高位はプロツアーでも活躍を見せる安田祐香の2アンダー・20位タイ。ところが、このエリート集団より上位で大会を折り返したのは、ナショナルチーム落選組の後藤未有(沖学園高3年)だ。この日は6バーディ・1ボギーの「67」で回り、トータル6アンダーの5位タイで決勝ラウンドに進出した。

【写真】ゲンちゃんのベースボールグリップ

福岡県出身の17歳で、あす29日(土)に18歳の誕生日を迎える高校3年生。安田らと同学年の後藤は、これまで何度もナショナルチーム入りを果たす寸前まで行きながら、そのたびに跳ね返されてきた。「その悔しさもあって、今年は自分が活躍して、と。もう(ナショナルチームには)入れないですけど、最後くらいは」と奮起し、アマ優勝が見える位置を勝ち取った。

高校はゴルフの名門・沖学園。師匠は、男子ツアーで活躍する時松隆光らを教える篠塚武久先生。時松といえば、両手の指10本でクラブを握る“テンフィンガーグリップ”、いわゆるベースボールグリップが有名だが、これは篠塚コーチの教え。後藤もゴルフを始めたのがテンフィンガーで、篠塚コーチに習い始めてからも当然、変えることもなく、「他の子からは『よくそれで打てるね』といわれますが、逆によくそれで打てるねと思います(笑)」と、一切、気にしない。

一般的には左右の手を絡めるなり、かぶせるなり、両手の一体感を持たせるのが普通とされているが、時松の活躍もあって認知度も上がってきたテンフィンガーグリップ。「ゲンチャンの活躍で認められてうれしいですし、やりやすくなった」と、先輩に感謝を忘れない。ちなみにゲンチャンとは、時松の本名・源蔵(げんぞう)からくる呼び名。はるか先輩だが、親しみを込めて同門の同志たちはゲンちゃんと呼ぶらしい…。

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