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【ゴルフの90切り】ツマ先下がりのアプローチは、フェースをかぶせてカット打ちでジャストミート!

【ゴルフの90切り】ツマ先下がりのアプローチは、フェースをかぶせてカット打ちでジャストミート!

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。芯に当てるのが難しく、距離感が合わない“ツマ先下がり”から上手く寄せるには?

配信日時:2021年2月10日 12時00分

フェースは閉じ、肩のラインは開いて構える

フェースをかぶせれば打ち出しが低くなってボールをコロがしやすい。肩のラインは少しオープンにしてクラブが抜けるスペースを確保する

フェースをかぶせれば打ち出しが低くなってボールをコロがしやすい。肩のラインは少しオープンにしてクラブが抜けるスペースを確保する

ツマ先下がりのアプローチは、上体が起きれば薄く当たり、インパクトを意識すればフォローが出ず距離感が合いにくい。安全に寄せるには、低く打ち出してコロがすの最適です。アドレスでは、ヒザを軽く曲げて、頚椎(首の後ろ)を真下に下げるように重心を低くして構えます。

過度なツマ先下がりでは、体が止まって当てて終わりのスイングになりがち。これでは距離感が安定しません。そうならないために、肩のラインを少し開き、アウトサイド・インの軌道で振ります。さらに、フェースをかぶせれば、打ち出しが低くなりボールをコロがせます。

ただし、フェースをかぶせてカットに振ることで、ボールは左に打ち出されるので、そのぶんアドレスで右を狙うのが必須。余計なサイドスピンがかからないので、慣れてしまえばピンを直線的に狙えますよ。
目標より右に構えて左に打ち出すことで、ツマ先下がりでもミートしやすく、距離感を出しやすくなる

目標より右に構えて左に打ち出すことで、ツマ先下がりでもミートしやすく、距離感を出しやすくなる

(この記事は2019年1月24日発売のALBA765号に掲載されました)

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■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
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伊澤秀憲
いざわ・ひでのり/ 91年生まれ。神奈川県出身。ジュニア時代から友人の石川遼のスイング相談役を務める。“フック回転”のアプローチは石川も練習でよく行う。YouTubeでは“アプローチの神”と紹介され、スピンの方向や量、ボールの高さを組み合わせたバリエーションはまさに神レベル。伊澤利光の甥っ子でもある。

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