2014年のゴルフギア10大ニュースは?
2014年のゴルフギア10大ニュースは?
所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi
配信日時: 2014年12月30日 10時05分
今年も数多くの話題が提供されたゴルフ界。その1年の振り返りとして、ALBA.Net編集部が選んだ10大ニュースをピックアップ!国内女子、男子、海外女子、海外男子ツアー編に続いてギア10大ニュースをお届けします。
1.前代未聞!シーズン開幕前のメーカー大移動
2014年初頭は、契約メーカーを変更する選手の多さが話題になりました。例年以上に“大物”の移籍が目立ち、特にブリヂストンゴルフからの流出、HONMAゴルフへの流入が注目を浴びました。以下が主な選手の契約変更でしたね。
谷原秀人(プロギア→HONMAゴルフ)
高山忠洋(ブリヂストン→HONMAゴルフ)
平塚哲二(ブリヂストン→プロギア)
小平智(タイトリスト→プロギア)
薗田峻輔(ブリヂストン→ナイキ)
武藤俊憲(タイトリスト→ミズノ)
佐伯三貴(ブリヂストン→キャロウェイ)
谷原秀人、高山忠洋が本間ゴルフと契約!
2.テーラーメイド 白ヘッドの復権!
テーラーメイドといえば“白ヘッド”。昨季の主力モデルのSLDR ドライバーは黒いクラウンでしたが、今季の新ギアのグローレF ドライバーと、SLDR S ドライバーで白ヘッドが復活!特にグローレFは名器と言われた初代グローレの系譜を受け継ぎ、プロアマ問わず高評価を受けました。シニアツアーや女子ツアーでの使用率の高さも注目を集めました。
今年も白ヘッド強し!GLOIRE Fが女子・シニアツアーを席巻
3.キャロウェイの秘策 衝撃の“縦”の重心可変機能
キャロウェイの2014年モデル『BIG BERTHA ALPHA ドライバー』の革新的な機能は“縦の重心調整機能”。クラウンとソールを貫通したチューブの中でタングステンを装着した「グラビティコア」の向きを変えることで重心の高さを変えることができ、スピン量にして300回転〜600回転ほどの違いを出すことができるというものでした。可変機能が進化していく情勢のなかで、衝撃を受けた機能だったと言えるでしょう。
復活した名器「ビッグバーサ」が持つ“重心可変”の革新
4.“それ5番?いや7番!”+2番手の飛びを実現するアイアン
ヤマハのUD+2アイアンの広告の見出しですが、飛距離に悩むゴルファーがため息をつく180ヤードのPar3も7番アイアンで打ててしまうと話題になりました。アスリートゴルファーではなくアベレージゴルファーがですよ!同じくプロギアのSUPER egg アイアンも話題になり、秋のゴルフシーズン前はゴルフ雑誌がこぞって“ぶっ飛びアイアン”を特集していましたね。
ヤマハの新アイアン『RMX UD+2』コンセプトは“+2番手の飛び”
5.たけし効果か!クチコミで売れたリョーマゴルフ
「リョーマゴルフのD-1 MAXIMAが売れているんですよ」今年ゴルフショップでよく聞いたフレーズはコレ!ビートたけしを広告塔に起用し、月間の試打会開催数がなんと50回。大風呂敷を広げた広告と、地道のPR活動で確実にユーザーに“飛ぶクラブ”という印象をつけた格好です。今年の特徴のあるキャラクターを広告塔に据えた例では、ワークスゴルフのパンツェッタ・ジローラモ(モデル)、プロギアのChar(ギタリスト)がありましたね。
リョーマゴルフ、ビートたけし起用の「反撃だ。」
6.タイトリストの新作915にも“ソール溝”が!
タイトリストの915シリーズにものついにソールの溝が!タイトリストのソール溝は「アクティブリコイルチャンネル」と呼ばれ、ギア効果によるフェースの動きを抑えて、初速アップとスピン軽減効果があるといいます。11月に発表されたナイキのナイキ ヴェイパーシリーズもソール溝クラブ。溝クラブといえばアダムスゴルフの専売特許で、近年テーラーメイドの印象が強かったですが、多くのメーカーが取り入れてきましたね。
溝が生む新感覚の打感と球筋!タイトリスト「915」
7.ブリヂストンゴルフとスリクソン!グローバルブランド展開!
ブリヂストンスポーツの“ブリヂストンゴルフ”、ダンロップスポーツの“スリクソン”が2014年9月から世界共通のグローバルブランドになると発表されました。ブリヂストンゴルフはPGAツアー向けのプランドでしたが、“国内上陸”と銘打ってJ715シリーズを発売。契約プロの池田勇太や近藤共弘、宮本勝昌がモデルチェンジし、シーズン後半に優勝を重ねたことで性能の良さが一気に広まりました。
“BRIDGESTONE GOLF”をフルラインナップで打ってみた!
8.機能スパイクの進化が止まらない!
ダイヤルを回すだけでワイヤーが均一に締まり、しっかりとホールドしてくれるBoaシステム。タイトリストのFOOTJOYが代表格でしたが、各メーカーから発売された2014年モデルにはBoaを含むワイヤーフィット機能が搭載されているのは当たり前となりました。また機能性シューズだけでなく、カジュアルさを売りにしたスパイクレスモデルへ参入するシューズブランドも多くなっており、ゴルファーにとってのシューズの選択肢の幅が広がった1年であったと言えるでしょう!
“軽さ”に“フィット感”がプラス!『アディゼロ・ワン・ボア』
9.HONMA契約プロは純正シャフトを使用!?
今季ツアーで活躍が目立ったHONMAゴルフ勢。小田孔明や谷原秀人が最終日最終組で回る姿を見た人は多いと思いますが、シャフトに注目していた人もいたでしょう! 男子プロのヘッドスピードともなると市販品の純正シャフトでは対応できず、シャフトメーカーのカスタムシャフトを使っているのが一般的。しかしHONMA勢は純正シャフト「VIZARD」を使用していました。シャフトは契約外なのでカスタムシャフトを選んでも構わないのですが、すべての契約選手がHONMAのTW(ツアーワールド)のヘッドとマッチしたシャフトを選択していました。強さの秘密はここにあるかもしれません。
HONMA勢の“シャフトの秘密”
10.タイガーがナイキの新クラブを使用
ホストを務めるツアー外競技「ヒーロー・ワールドチャレンジ」で復帰したタイガー・ウッズ(米国)。同大会からナイキゴルフの新ギア『ヴェイパー』ブランドのドライバーに変更しました。市販品とは違う『ヴェイパースピードドライバー』のプロトタイプで体積は市販品よりも小さい420ccですが、性能は高く評価しているとのこと。そしてローリー・マキロイはすでにヴェイパーシリーズを投入済。ナイキの看板プロ2人が新モデルで来季は大暴れをすることでしょう。
タイガーの新ドライバーを激写!市販モデルとはどこが違う!?
1.前代未聞!シーズン開幕前のメーカー大移動
2014年初頭は、契約メーカーを変更する選手の多さが話題になりました。例年以上に“大物”の移籍が目立ち、特にブリヂストンゴルフからの流出、HONMAゴルフへの流入が注目を浴びました。以下が主な選手の契約変更でしたね。
谷原秀人(プロギア→HONMAゴルフ)
高山忠洋(ブリヂストン→HONMAゴルフ)
平塚哲二(ブリヂストン→プロギア)
小平智(タイトリスト→プロギア)
薗田峻輔(ブリヂストン→ナイキ)
武藤俊憲(タイトリスト→ミズノ)
佐伯三貴(ブリヂストン→キャロウェイ)
谷原秀人、高山忠洋が本間ゴルフと契約!
2.テーラーメイド 白ヘッドの復権!
テーラーメイドといえば“白ヘッド”。昨季の主力モデルのSLDR ドライバーは黒いクラウンでしたが、今季の新ギアのグローレF ドライバーと、SLDR S ドライバーで白ヘッドが復活!特にグローレFは名器と言われた初代グローレの系譜を受け継ぎ、プロアマ問わず高評価を受けました。シニアツアーや女子ツアーでの使用率の高さも注目を集めました。
今年も白ヘッド強し!GLOIRE Fが女子・シニアツアーを席巻
3.キャロウェイの秘策 衝撃の“縦”の重心可変機能
キャロウェイの2014年モデル『BIG BERTHA ALPHA ドライバー』の革新的な機能は“縦の重心調整機能”。クラウンとソールを貫通したチューブの中でタングステンを装着した「グラビティコア」の向きを変えることで重心の高さを変えることができ、スピン量にして300回転〜600回転ほどの違いを出すことができるというものでした。可変機能が進化していく情勢のなかで、衝撃を受けた機能だったと言えるでしょう。
復活した名器「ビッグバーサ」が持つ“重心可変”の革新
4.“それ5番?いや7番!”+2番手の飛びを実現するアイアン
ヤマハのUD+2アイアンの広告の見出しですが、飛距離に悩むゴルファーがため息をつく180ヤードのPar3も7番アイアンで打ててしまうと話題になりました。アスリートゴルファーではなくアベレージゴルファーがですよ!同じくプロギアのSUPER egg アイアンも話題になり、秋のゴルフシーズン前はゴルフ雑誌がこぞって“ぶっ飛びアイアン”を特集していましたね。
ヤマハの新アイアン『RMX UD+2』コンセプトは“+2番手の飛び”
5.たけし効果か!クチコミで売れたリョーマゴルフ
「リョーマゴルフのD-1 MAXIMAが売れているんですよ」今年ゴルフショップでよく聞いたフレーズはコレ!ビートたけしを広告塔に起用し、月間の試打会開催数がなんと50回。大風呂敷を広げた広告と、地道のPR活動で確実にユーザーに“飛ぶクラブ”という印象をつけた格好です。今年の特徴のあるキャラクターを広告塔に据えた例では、ワークスゴルフのパンツェッタ・ジローラモ(モデル)、プロギアのChar(ギタリスト)がありましたね。
リョーマゴルフ、ビートたけし起用の「反撃だ。」
6.タイトリストの新作915にも“ソール溝”が!
タイトリストの915シリーズにものついにソールの溝が!タイトリストのソール溝は「アクティブリコイルチャンネル」と呼ばれ、ギア効果によるフェースの動きを抑えて、初速アップとスピン軽減効果があるといいます。11月に発表されたナイキのナイキ ヴェイパーシリーズもソール溝クラブ。溝クラブといえばアダムスゴルフの専売特許で、近年テーラーメイドの印象が強かったですが、多くのメーカーが取り入れてきましたね。
溝が生む新感覚の打感と球筋!タイトリスト「915」
7.ブリヂストンゴルフとスリクソン!グローバルブランド展開!
ブリヂストンスポーツの“ブリヂストンゴルフ”、ダンロップスポーツの“スリクソン”が2014年9月から世界共通のグローバルブランドになると発表されました。ブリヂストンゴルフはPGAツアー向けのプランドでしたが、“国内上陸”と銘打ってJ715シリーズを発売。契約プロの池田勇太や近藤共弘、宮本勝昌がモデルチェンジし、シーズン後半に優勝を重ねたことで性能の良さが一気に広まりました。
“BRIDGESTONE GOLF”をフルラインナップで打ってみた!
8.機能スパイクの進化が止まらない!
ダイヤルを回すだけでワイヤーが均一に締まり、しっかりとホールドしてくれるBoaシステム。タイトリストのFOOTJOYが代表格でしたが、各メーカーから発売された2014年モデルにはBoaを含むワイヤーフィット機能が搭載されているのは当たり前となりました。また機能性シューズだけでなく、カジュアルさを売りにしたスパイクレスモデルへ参入するシューズブランドも多くなっており、ゴルファーにとってのシューズの選択肢の幅が広がった1年であったと言えるでしょう!
“軽さ”に“フィット感”がプラス!『アディゼロ・ワン・ボア』
9.HONMA契約プロは純正シャフトを使用!?
今季ツアーで活躍が目立ったHONMAゴルフ勢。小田孔明や谷原秀人が最終日最終組で回る姿を見た人は多いと思いますが、シャフトに注目していた人もいたでしょう! 男子プロのヘッドスピードともなると市販品の純正シャフトでは対応できず、シャフトメーカーのカスタムシャフトを使っているのが一般的。しかしHONMA勢は純正シャフト「VIZARD」を使用していました。シャフトは契約外なのでカスタムシャフトを選んでも構わないのですが、すべての契約選手がHONMAのTW(ツアーワールド)のヘッドとマッチしたシャフトを選択していました。強さの秘密はここにあるかもしれません。
HONMA勢の“シャフトの秘密”
10.タイガーがナイキの新クラブを使用
ホストを務めるツアー外競技「ヒーロー・ワールドチャレンジ」で復帰したタイガー・ウッズ(米国)。同大会からナイキゴルフの新ギア『ヴェイパー』ブランドのドライバーに変更しました。市販品とは違う『ヴェイパースピードドライバー』のプロトタイプで体積は市販品よりも小さい420ccですが、性能は高く評価しているとのこと。そしてローリー・マキロイはすでにヴェイパーシリーズを投入済。ナイキの看板プロ2人が新モデルで来季は大暴れをすることでしょう。
タイガーの新ドライバーを激写!市販モデルとはどこが違う!?