JGTOツアー
国内男子
ツアー現役最年長シード、51歳の藤田寛之は静岡県内でトレーニング、練習、釣りをして過ごす 「きっと引退後のほうが働いていると思います」【プロは今何してる?】
ツアー現役最年長シード、51歳の藤田寛之は静岡県内でトレーニング、練習、釣りをして過ごす 「きっと引退後のほうが働いていると思います」【プロは今何してる?】
所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura
配信日時: 2020年6月19日 09時00分
国内男子ゴルフツアーは、2020年と21年シーズンを統合し、8月20日開幕の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」からの再開を目指している。今月16日に51歳の誕生日を迎えた現役最年長シード選手、藤田寛之はこの長いオフをどう過ごしているのか。電話取材を行った。
今週の米ツアーに出場 松山英樹の最新ドライバーショット【連続写真】
「何とか元気でやっています」。藤田はいま、所属している静岡県の葛城ゴルフ倶楽部で、開幕に向けて練習を行っている。「午前中はトレーニングをしたり(葛城GCの練習場の後ろに藤田専用のジムがある)、練習場で球を打ったりして、お昼に一度家に帰ってご飯を食べる。それからまたコースに行ってハーフラウンドしたり、球を打ったりしながら6時くらいに家に帰る。そんな生活を2、3カ月続けています」
緊急事態宣言中の葛城GCは、レストランと入浴施設の利用を禁止、会員及び会員同伴のプレーに限定して3密を防いでいた。藤田がコースの練習場に行くのは、すべての客がスタートした後で、午後ハーフラウンドするのも客がすべて出終わった後。ほとんど人と会うことはなかった。緊急事態宣言が解除された今も、基本的な一日のルーティンは変わっていない。
「これだけ葛城にずっといたことはないし、これだけ家にいることもない。こんな生活を続けていたら、試合に行くのが嫌になりそうです。毎日家にいて、トレーニングと練習をしているだけですから、すごく楽ですよね。きっと(競技)引退後の方がもっと働いていると思います。こんなに働かない生活なんてあり得ませんよね」。現状をそう分析する。
家庭より仕事優先だった藤田も「子供の習い事の送り迎えをしたり、宿題を見たりしていました」と子供と過ごす時間が増えた。高校生と小学5年生の息子たちもずっと家にいるとストレスがたまるからと、週末は自身が所有する12人乗りのクルーザーに乗って釣りに出かけた。「県外には行けないですけど、土日のどちらかは浜名湖とか海に行っていました。船で鱚(きす)や鯖(さば)を釣ったり。もちろん釣れないときもありますが。釣った魚は、その日か次の日に食卓に並びます」
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「何とか元気でやっています」。藤田はいま、所属している静岡県の葛城ゴルフ倶楽部で、開幕に向けて練習を行っている。「午前中はトレーニングをしたり(葛城GCの練習場の後ろに藤田専用のジムがある)、練習場で球を打ったりして、お昼に一度家に帰ってご飯を食べる。それからまたコースに行ってハーフラウンドしたり、球を打ったりしながら6時くらいに家に帰る。そんな生活を2、3カ月続けています」
緊急事態宣言中の葛城GCは、レストランと入浴施設の利用を禁止、会員及び会員同伴のプレーに限定して3密を防いでいた。藤田がコースの練習場に行くのは、すべての客がスタートした後で、午後ハーフラウンドするのも客がすべて出終わった後。ほとんど人と会うことはなかった。緊急事態宣言が解除された今も、基本的な一日のルーティンは変わっていない。
「これだけ葛城にずっといたことはないし、これだけ家にいることもない。こんな生活を続けていたら、試合に行くのが嫌になりそうです。毎日家にいて、トレーニングと練習をしているだけですから、すごく楽ですよね。きっと(競技)引退後の方がもっと働いていると思います。こんなに働かない生活なんてあり得ませんよね」。現状をそう分析する。
家庭より仕事優先だった藤田も「子供の習い事の送り迎えをしたり、宿題を見たりしていました」と子供と過ごす時間が増えた。高校生と小学5年生の息子たちもずっと家にいるとストレスがたまるからと、週末は自身が所有する12人乗りのクルーザーに乗って釣りに出かけた。「県外には行けないですけど、土日のどちらかは浜名湖とか海に行っていました。船で鱚(きす)や鯖(さば)を釣ったり。もちろん釣れないときもありますが。釣った魚は、その日か次の日に食卓に並びます」