ISPSハンダ・ヴィック・オープン
日程 2019年2月7日-2月10日賞金総額 ―
TV/ネット放送予定オヤジギャグにテニス対決 選手が全力でふざける“ユルい”大会【記者の目】
オヤジギャグにテニス対決 選手が全力でふざける“ユルい”大会【記者の目】
所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi
配信日時: 2019年2月11日 22時00分
Round 4 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -8 | セリーヌ・ビュティエ |
2 | -6 | サラ・ケンプ |
2 | -6 | Charlotte Thomas |
2 | -6 | スヒョン・オー |
5 | -5 | アサハラ・ムノス |
5 | -5 | キャサリン・カーク |
5 | -5 | 野村 敏京 |
8 | -4 | ローレン・スティーブンソン |
8 | -4 | ジョディ・エワート |
8 | -4 | キム・カウフマン |
これ、トーナメント競技だよね?思わずそんな疑問が浮かぶほど、どこかまったりとした空気が流れていた「ISPSハンダヴィックオープン」。長年オーストラリアンツアーの試合として行われてきたが、今年から米国女子ツアーと欧州男子ツアーが加わり、世界中から300人以上の選手が集まった。
オーストラリアのコースには当然コアラ?【写真】
開幕前は、違うツアーの選手どうしで「ハーイ、久しぶり!元気だった?」となんだか同窓会のよう。本戦を2日後にひかえた練習日には、クラブハウス前に選手が数人集まってなにやら動画を撮影している。のぞいてみると、米ツアー3勝のキャサリン・カーク(オーストラリア)とクリスティーナ・キム(米国)が向かい合ってギャグを連発しているではないか。
大会前だよ!?と突っ込みたくなったが、ただ単にふざけ合っていたわけではなく、これはれっきとした大会公式のプロモーション動画の撮影。“オヤジギャグチャレンジ”と称して、選手が1対1で笑ったら負けのダジャレ勝負をしている。ほかにも、オモシロPR動画の種類は豊富。ギャラリープラザのコーヒーショップを使って“バリスタ体験をしてみた”や、世界ゴルフ殿堂入りを果たしたローラ・デービース(イングランド)が、テニスプレーヤーのトッド・ウッドブリッジ(オーストラリア)とテニス対決をするレアな動画まである。
「グランドスラムウィナーとテニスができるなんて、思ってもみなかったわ(笑)」とデービース自身も楽しんだ様子。「何年か前は、ステイシー・ルイスがスカイダイビングをしていたと思う。こういう、ゴルフゴルフしていないアピールの仕方はおもしろいんじゃない?」とノリノリだ。
日本に比べて、海外ツアーは試合や選手のPR動画を積極的につくっているが、この大会はとくにその色が濃い。本大会を取材し続けている、大会公式ライターのマーク・ヘイズ氏は「この大会はとくに雰囲気がオープンだね」と語る。「欧州ツアーはもともとオモシロ動画をたくさんつくってきたけど、この大会に関わる人は“イベントを楽しもう”っていう気持ちが強い。選手たちも、真剣にプレーするだけじゃなくて面白いことをしたいって思っているんだ」。
オーストラリアのコースには当然コアラ?【写真】
開幕前は、違うツアーの選手どうしで「ハーイ、久しぶり!元気だった?」となんだか同窓会のよう。本戦を2日後にひかえた練習日には、クラブハウス前に選手が数人集まってなにやら動画を撮影している。のぞいてみると、米ツアー3勝のキャサリン・カーク(オーストラリア)とクリスティーナ・キム(米国)が向かい合ってギャグを連発しているではないか。
大会前だよ!?と突っ込みたくなったが、ただ単にふざけ合っていたわけではなく、これはれっきとした大会公式のプロモーション動画の撮影。“オヤジギャグチャレンジ”と称して、選手が1対1で笑ったら負けのダジャレ勝負をしている。ほかにも、オモシロPR動画の種類は豊富。ギャラリープラザのコーヒーショップを使って“バリスタ体験をしてみた”や、世界ゴルフ殿堂入りを果たしたローラ・デービース(イングランド)が、テニスプレーヤーのトッド・ウッドブリッジ(オーストラリア)とテニス対決をするレアな動画まである。
「グランドスラムウィナーとテニスができるなんて、思ってもみなかったわ(笑)」とデービース自身も楽しんだ様子。「何年か前は、ステイシー・ルイスがスカイダイビングをしていたと思う。こういう、ゴルフゴルフしていないアピールの仕方はおもしろいんじゃない?」とノリノリだ。
日本に比べて、海外ツアーは試合や選手のPR動画を積極的につくっているが、この大会はとくにその色が濃い。本大会を取材し続けている、大会公式ライターのマーク・ヘイズ氏は「この大会はとくに雰囲気がオープンだね」と語る。「欧州ツアーはもともとオモシロ動画をたくさんつくってきたけど、この大会に関わる人は“イベントを楽しもう”っていう気持ちが強い。選手たちも、真剣にプレーするだけじゃなくて面白いことをしたいって思っているんだ」。