JGTOツアー
国内男子
ダンロップ・スリクソン福島オープン
日程 2018年6月21日-6月24日賞金総額 ―
TV/ネット放送予定「プロの厳しさを痛感」強くなった山岡成稔は健闘及ばず2位で終戦
「プロの厳しさを痛感」強くなった山岡成稔は健闘及ばず2位で終戦
所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya
配信日時: 2018年6月24日 09時16分
2014年末のQTで上位に入り、同時にプロ転向。15、16年は前半戦だけとはいえ、レギュラーツアー出場を続けていた山岡。しかし、16年末のQTに失敗し、昨年のレギュラーツアー出場は予選会を勝ち上がった「日本オープン」の1試合のみ。「去年1年間全く試合に出られなくて、プロの厳しさを痛感しました。あぁ、これがプロなのかって」。どん底につき落とされ、アジアの下部ツアーにも出場機会を求めた。それだけに、1試合1試合のありがたみを感じながら、今はプレーを続けている。山岡にとって「初優勝」は、どうしても手に入れたいものだった。
最終日最終組で回った感想や、プレーの話などを聞かれた質問に対して必死に言葉を振り絞った山岡。しかし、その途中でこぼした「きついですね…」という声が、心境のすべてを語っていた。ラウンド中は、堅実なゴルフを黙々とこなし、一見ポーカーフェースのようにも思えるが、実際は「喜怒哀楽は激しいタイプ。今日はボギーがなかったから“怒”はなかったですけど」という。クールな表情の裏に隠れる、熱き思い。そんな“燃える男”は、この悔しさを糧にし、また強くなる。(文・間宮輝憲)
最終日最終組で回った感想や、プレーの話などを聞かれた質問に対して必死に言葉を振り絞った山岡。しかし、その途中でこぼした「きついですね…」という声が、心境のすべてを語っていた。ラウンド中は、堅実なゴルフを黙々とこなし、一見ポーカーフェースのようにも思えるが、実際は「喜怒哀楽は激しいタイプ。今日はボギーがなかったから“怒”はなかったですけど」という。クールな表情の裏に隠れる、熱き思い。そんな“燃える男”は、この悔しさを糧にし、また強くなる。(文・間宮輝憲)