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【100切り】テークバックはヘッドを最後に動かす

【100切り】テークバックはヘッドを最後に動かす

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つと、それだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れる。テークバックで手を使ってしまうと、手打ちになって曲がるから、体のターンで始動しよう。

配信日時:2020年4月20日 03時00分

ヘッドはアドレスの位置に置いたまま、体の回転から始動する。最後にヘッドがついてくる
ヘッドはアドレスの位置に置いたまま、体の回転から始動する。最後にヘッドがついてくる

ヘッドから始動すると「手打ち」になる

ドライバーは軽いので、手先でいろいろ操作できてしまう。これがいわゆる「手打ち」の原因。手を使ってスイングすると、スイング軌道やフェース向きが安定せず、スライスやヒッカケを繰り返すことになります。手打ちを防ぐには体の回転で始動すること。始動するときはヘッドの位置はそのままで、先に体を右に回していく。体の回転に引っ張られてヘッドは最後に動くことになります。

カラダ始動の深いトップがドライバーの安定につながる

体の回転で始動すると深いトップに、ヘッドから始動すると浅いトップになりやすい

体の回転で始動すると深いトップに、ヘッドから始動すると浅いトップになりやすい

体の回転から始動することによって、自然に深いトップができます。すると、インパクトで体が開きにくくなり、しっかりボールがつかまってくる。反対にヘッドから始動してしまうと、トップが浅くなりがち。インパクトでは体が開いて、スライスや引っかけが出やすくなります。手を使わないと最初は振っている満足感が得られないかもしれませんが、その感覚が曲がらないドライバーにつながるのです。

(この記事は2019年8月8日発売のALBA778号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|2分48秒



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1イーチ・二〜♪のリズムで叩けるトップ
2曲げないセットアップ〜フェース真っすぐで構える
3ボールを見続けてミート率アップ
4切り返しは左股関節の回転から!
5テークバックはヘッドが最後に動く
6「重心と軸」の簡単チェック法
7胸はインパクトでボールを向く
8ティの高低でミスを防ぐ
9練習場でもコースを想定する
高島早百合
たかしま・さゆり/92年生まれ。京都府出身。東北高校卒業後の2011年にプロテスト合格。ツアー屈指の飛ばし屋で、2018年に挑戦したドラコン競技では、365ヤードという日本女子最高記録を出した
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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