本間ゴルフの『T//WORLD TR20 ドライバー』ってどんなクラブ?
ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!
配信日時: 2020年5月8日 08時00分
「海外ブランドみたいなホンマのTR20ドライバーは飛ぶ!」 by ヴィクトリアゴルフ新宿店・永井聡
ヴィクトリアゴルフ新宿店・永井です。本間ゴルフ『T//WORLD TR20 ドライバー』の印象をお伝えします。
『TR20 ドライバー』は、本間ゴルフが2020年3月20日に発売したクラブです。プロ・上級者用の『TW747』ブランドの後継ブランドとして『T//WORLD TR20』が新設されました。ツアープレーヤーやトップアマの意見を集約して、アメリカで発想されたアイディアを酒田工場で匠が具現化したのが『T//WORLD TR20』です。『TW747』のテクノロジーを引き継いで、更に完成度を高めた『TR20』には大いに期待できそうです。
『TR20 ドライバー』は、「TiCarbon + Fast Frame」という新構造を採用しています。金属で作った骨組みにカーボンで作ったボディーをパーツのように貼っていくことで、ヘッドの約60%をカーボン化しました。ヘッドの重量配分が狙い通りにやりやすくなったわけです。結果として、クラウンとソールの両方がたわみ、ヘッド全体で反発力を向上させます。クラウンとソールのたわみ量を調整したことで、低スピン、高打ち出しが可能になったようです。
「Vertical Slit 反発フェース」というテクノロジーは、ヘースの裏側に縦の溝を入れることで、縦方向の打点のブレがあっても反発力をキープできる技術です。『TR20 460 ドライバー』と『TR20 440 ドライバー』の2種類があり、ロフトもそれぞれに9.5度と10.5度があります。「NON-ROTATING SYSTEM」で、ライ角とロフトを無段階調整できます。
『TR20 ドライバー』の新宿店のお客様の反応ですが、本間ゴルフファンのお客様でも、新しい『TR20』ブランドを知らないケースが多く、なかなか試打していただけていません。試打をしていただくと、初速は出ますし、外国ブランドドライバーの良いところ取りしたような見た目もあって、好印象を持ってもらえるようです。
自分でも打ってみました。まず、アドレスビューですが、特に『TR20 440 ドライバー』のほうは、げんこつ型のフォルムで、キャロウェイの昔のヘッドのように感じて、とても良いのです。ソールデザインも含めて、国産メーカーのクラブっぽくなく、海外ブランドのクラブに見えます。
個人的には大好きなのですが、本間ゴルフファンのオールドゴルファーには微妙な感じがします。でも、打ってみると、本間ゴルフファンは歓喜すると思います。
『TR20 ドライバー』は、まずは初速が出ます。トップレベルです。そして、高打ち出しで、低スピンなボールが出ます。特に『TR20 440 ドライバー』は凄いです。色々な弾道を打っても、それぞれのスペックは満点に近いです。弾道も棒球です。強くて良い球です。『TR20 ドライバー』は、本格的なアスリートゴルファーに使って欲しいので、オススメします。
自分なら、『TR20 460 ドライバー』のほうを選びます。悩ましいところなのですが、芯を外したときのやさしさを強く感じるからです。
アメリカ生まれの本間ゴルフの『TR20 ドライバー』には、将来性を強く感じました。海外ブランドのドライバーに満足できないゴルファーにも『TR20 ドライバー』はオススメします。海外ブランドのドライバーに足りない部分を、メイドインジャパンで補ったドライバーを体験して欲しいです。
『TR20 ドライバー』は、本間ゴルフが2020年3月20日に発売したクラブです。プロ・上級者用の『TW747』ブランドの後継ブランドとして『T//WORLD TR20』が新設されました。ツアープレーヤーやトップアマの意見を集約して、アメリカで発想されたアイディアを酒田工場で匠が具現化したのが『T//WORLD TR20』です。『TW747』のテクノロジーを引き継いで、更に完成度を高めた『TR20』には大いに期待できそうです。
『TR20 ドライバー』は、「TiCarbon + Fast Frame」という新構造を採用しています。金属で作った骨組みにカーボンで作ったボディーをパーツのように貼っていくことで、ヘッドの約60%をカーボン化しました。ヘッドの重量配分が狙い通りにやりやすくなったわけです。結果として、クラウンとソールの両方がたわみ、ヘッド全体で反発力を向上させます。クラウンとソールのたわみ量を調整したことで、低スピン、高打ち出しが可能になったようです。
「Vertical Slit 反発フェース」というテクノロジーは、ヘースの裏側に縦の溝を入れることで、縦方向の打点のブレがあっても反発力をキープできる技術です。『TR20 460 ドライバー』と『TR20 440 ドライバー』の2種類があり、ロフトもそれぞれに9.5度と10.5度があります。「NON-ROTATING SYSTEM」で、ライ角とロフトを無段階調整できます。
『TR20 ドライバー』の新宿店のお客様の反応ですが、本間ゴルフファンのお客様でも、新しい『TR20』ブランドを知らないケースが多く、なかなか試打していただけていません。試打をしていただくと、初速は出ますし、外国ブランドドライバーの良いところ取りしたような見た目もあって、好印象を持ってもらえるようです。
自分でも打ってみました。まず、アドレスビューですが、特に『TR20 440 ドライバー』のほうは、げんこつ型のフォルムで、キャロウェイの昔のヘッドのように感じて、とても良いのです。ソールデザインも含めて、国産メーカーのクラブっぽくなく、海外ブランドのクラブに見えます。
個人的には大好きなのですが、本間ゴルフファンのオールドゴルファーには微妙な感じがします。でも、打ってみると、本間ゴルフファンは歓喜すると思います。
『TR20 ドライバー』は、まずは初速が出ます。トップレベルです。そして、高打ち出しで、低スピンなボールが出ます。特に『TR20 440 ドライバー』は凄いです。色々な弾道を打っても、それぞれのスペックは満点に近いです。弾道も棒球です。強くて良い球です。『TR20 ドライバー』は、本格的なアスリートゴルファーに使って欲しいので、オススメします。
自分なら、『TR20 460 ドライバー』のほうを選びます。悩ましいところなのですが、芯を外したときのやさしさを強く感じるからです。
アメリカ生まれの本間ゴルフの『TR20 ドライバー』には、将来性を強く感じました。海外ブランドのドライバーに満足できないゴルファーにも『TR20 ドライバー』はオススメします。海外ブランドのドライバーに足りない部分を、メイドインジャパンで補ったドライバーを体験して欲しいです。