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世界初を試す! 新型スカイラインに搭載【プロパイロット2.0】。田中秀道が体感、ハンズオフドライブ
世界初の「ハンズオフ機能」。ナビを設定すれば、高速道路の同一車線で手放し走行が可能になった日産新型スカイライン。プロゴルファー・田中秀道がハンズオフドライブを初体感すると?
配信日時: 2019年12月25日 03時25分
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受賞続々。【プロパイロット2.0】は何がすごい?
ラウンドの行き帰りなど、運転をサポートしてくれるハンズオフドライブを実現した日産の新型スカイライン。行きは自分でハンドルを握ってスカイラインの性能を楽しみ、帰りはプロパイロット2.0を使って落ち着いて帰る、といった選択が出来る。今回はクルマ好きを自負し、冷静かつ的確、厳しくも暖かい批評家としての顔を持つ、プロゴルファー・田中秀道にゴルファー目線で体感してもらった。
【プロパイロット2.0】って何?
日産の先進技術[NISSAN INTELLIGENT MOBILTY]のひとつとして登場したのがプロパイロット。スカイラインではプロパイロット2.0へと進化して、高速道路上でのハンズオフドライブと追い越しのための運転支援が可能になった。
そして、この日産の最先端技術の結晶である【プロパイロット2.0】は、クルマのプロたちからも高く評価されている。日本カー・オブ・ザ・イヤーの「イノベーション部門賞」を受賞しただけでなく、RJC「テクノロジー・オブ・ザ・イヤー」に加え、日本自動車殿堂「カーテクノロジー・オブ・ザ・イヤー」受賞の栄誉も受けている先進技術である。
【プロパイロット2.0】って何?
日産の先進技術[NISSAN INTELLIGENT MOBILTY]のひとつとして登場したのがプロパイロット。スカイラインではプロパイロット2.0へと進化して、高速道路上でのハンズオフドライブと追い越しのための運転支援が可能になった。
そして、この日産の最先端技術の結晶である【プロパイロット2.0】は、クルマのプロたちからも高く評価されている。日本カー・オブ・ザ・イヤーの「イノベーション部門賞」を受賞しただけでなく、RJC「テクノロジー・オブ・ザ・イヤー」に加え、日本自動車殿堂「カーテクノロジー・オブ・ザ・イヤー」受賞の栄誉も受けている先進技術である。
最先端の走りを極める、新型スカイラインにも実装!
ところで、日本を代表する、伝統息づく「スポーツセダン」といえば、誰もが日産スカイラインを挙げるだろう。いつの時代も新しい技術を採用し、最先端の走りで我々を楽しませてきてくれた。だが、今回登場したスカイラインは、格段に技術が進歩している。
すでに話題なのでご存じの方もいるだろうが、この新型スカイラインが【プロパイロット2.0】を実装し、高速道路でのハンズオフドライブを実現。3D精度地図データがカバーしている高速道路区間は、制限速度内で運転中に手を離してもクルマ側で制御してくれ、安全にドライブできる。追い越しも手を沿えるだけでスカイラインがサポートしてくれる、未来の自動運転につながる画期的な技術だ。
先日の国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」では、優勝副賞として提供されて話題になった。この試合で解説を努めていた田中秀道も、その魅惑の車の輝きに仕事場であるコースで思わず目を奪われた一人。そこで、年間数万kmを走るという、クルマ好きの田中がテストドライブ。その先進技術を評価してもらった。
すでに話題なのでご存じの方もいるだろうが、この新型スカイラインが【プロパイロット2.0】を実装し、高速道路でのハンズオフドライブを実現。3D精度地図データがカバーしている高速道路区間は、制限速度内で運転中に手を離してもクルマ側で制御してくれ、安全にドライブできる。追い越しも手を沿えるだけでスカイラインがサポートしてくれる、未来の自動運転につながる画期的な技術だ。
先日の国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」では、優勝副賞として提供されて話題になった。この試合で解説を努めていた田中秀道も、その魅惑の車の輝きに仕事場であるコースで思わず目を奪われた一人。そこで、年間数万kmを走るという、クルマ好きの田中がテストドライブ。その先進技術を評価してもらった。
テスト【1】 ハンズフリー走行。ついに実現した夢のテクノロジー
まずテストを行ったのは、田中プロが「初めて」と言う、【プロパイロット2.0】によるハンズフリー走行だ。乗り込んで市街地を抜け、高速道路にたどり着いた。さて、ここからついにハンズフリー走行をしてもらうと?
スイッチを押すだけで設定は完了。フロントガラスに映るヘッドアップディスプレーやメーターの表示がブルーになれば、手を離してOK。あとはすべてお任せだ。田中プロからは「おおっ!」と声が。そして思わず、笑顔に。「これは楽ちんですね」。
スイッチを押すだけで設定は完了。フロントガラスに映るヘッドアップディスプレーやメーターの表示がブルーになれば、手を離してOK。あとはすべてお任せだ。田中プロからは「おおっ!」と声が。そして思わず、笑顔に。「これは楽ちんですね」。
なぜハンズオフが可能かと言うと、「3D高精度地図データ」を搭載し、道路の傾斜やカーブの曲率などの詳細な道路情報を備え、同時に複数のカメラ、レーダー、ソナーで360度全方位を常に把握できているからだ。この2つの情報を照合することで自車位置をセンチ単位の精度で把握し制御できるのだ。
「人生初のハンズフリー走行に、思わず声が出て笑ってしまいましたが、この感覚はとても新鮮です。スカイラインがサポートしてくれ、新しいドライブが楽しめますね。それに、面倒な設定とか、スイッチ操作が必要ないのもすごくいいと思います。こういう部分も積み重なると、長距離を走るときは疲れ方がまったく違うのでは?」(田中秀道)
「人生初のハンズフリー走行に、思わず声が出て笑ってしまいましたが、この感覚はとても新鮮です。スカイラインがサポートしてくれ、新しいドライブが楽しめますね。それに、面倒な設定とか、スイッチ操作が必要ないのもすごくいいと思います。こういう部分も積み重なると、長距離を走るときは疲れ方がまったく違うのでは?」(田中秀道)
テスト【2】 追い越し機能。面倒な追い越しもラクラクOK
次は、新型スカイラインに任せたままの【追い越し】である。運転に慣れた人なら何でもない行為でも、油断は大敵。死角のクルマを見逃し、思わずヒヤッとすることもあるだろう。そんな追い越し機能をクルマに任せると?
田中プロのハンズフリー走行は前のクルマに追いついた。こんな追い越したいときもお任せなのが【プロパイロット2.0】。隣の車線に出て追い越し、また元の車線に戻るのをアシストしてくれます。追い越し可能になったら、表示で教えてくれるのでボタンを押すだけ。手を軽く沿えているだけで、スッと追い越しをしてくれる。
「手を添えているだけで、追い越しまでお任せでした。しかも滑らかで、スッと追い越しをしたのは驚きましたねぇ〜。追い越しするタイミングも絶妙で、とてもうまいですね(笑)。隣の車線を後ろから来るクルマもちゃんと見ているのは凄いです。それに、表示に出るのも非常に分かりやすくていいです!」(田中秀道)
田中プロのハンズフリー走行は前のクルマに追いついた。こんな追い越したいときもお任せなのが【プロパイロット2.0】。隣の車線に出て追い越し、また元の車線に戻るのをアシストしてくれます。追い越し可能になったら、表示で教えてくれるのでボタンを押すだけ。手を軽く沿えているだけで、スッと追い越しをしてくれる。
「手を添えているだけで、追い越しまでお任せでした。しかも滑らかで、スッと追い越しをしたのは驚きましたねぇ〜。追い越しするタイミングも絶妙で、とてもうまいですね(笑)。隣の車線を後ろから来るクルマもちゃんと見ているのは凄いです。それに、表示に出るのも非常に分かりやすくていいです!」(田中秀道)
【まとめ】 新型スカイラインの感想は?
球筋を意のままに操作する、職人肌のプロゴルファー・田中秀道。今回の【プロパイロット2.0】をゴルフクラブに例えるなら、オートフォーカス機能の付いたクラブということになる。(もちろん、それはルール違反だし、ゴルフ業界ではおそらく実現しない)先進技術が詰まった新型スカイラインの試乗を終えてこう語る。
日産らしい技術で、ここまで進化しているとは驚きました。ハンズオフドライブや追い越しはとても楽で、新型スカイラインは“運転がとてもお上手”。安全にも配慮しているので安心でした。【プロパイロット2.0】に任せておけば、コースからの帰り道も心強くてゴルファーにおすすめです。クルマとしても、エンジンのフィーリングは気持ちいいし、デザインはスポーティなイメージで若々しい感じ。内装の質感もよくて、とても気に入りました。
走りの面では、足まわりが安定していて、吸い付くように走るのはさすが。セダンにありがちなフワフワした感じがなくて、しっかりと支えてくれて、気持ちよく走れますね。 ステアリングがスピードに応じて切る量が変わるのは凄い。交差点でのUターンは、軽く回せて、すごく小回りできたのは驚きました。
日産らしい技術で、ここまで進化しているとは驚きました。ハンズオフドライブや追い越しはとても楽で、新型スカイラインは“運転がとてもお上手”。安全にも配慮しているので安心でした。【プロパイロット2.0】に任せておけば、コースからの帰り道も心強くてゴルファーにおすすめです。クルマとしても、エンジンのフィーリングは気持ちいいし、デザインはスポーティなイメージで若々しい感じ。内装の質感もよくて、とても気に入りました。
走りの面では、足まわりが安定していて、吸い付くように走るのはさすが。セダンにありがちなフワフワした感じがなくて、しっかりと支えてくれて、気持ちよく走れますね。 ステアリングがスピードに応じて切る量が変わるのは凄い。交差点でのUターンは、軽く回せて、すごく小回りできたのは驚きました。
車体のデザインもスポーティにカッコよくなって、以前のインフィニティマークも好きだったんですが、日産エンブレムに変わったのも中々シブい。デザイン全体のスポーティな印象に裏切りはなく、走らせてエンジンの吹けがシャープで、かなりスピードが出るのは気持ちよくて、スポーツモードにするとさらにいい感じでした。
ゴルフと車の運転には、共通項があると思っています。それはかっ飛ばす面だけじゃなく、狙ったところにすっと寄せていくなど、新型スカイラインみたいに“運転がお上手”な大人な感じもしっかりと持っていたい。それに、細かい所ですが、ハイブリッドでもトランクが広いことも嬉しいですよね。バッグが4本も入るんですって!(笑)
ゴルフと車の運転には、共通項があると思っています。それはかっ飛ばす面だけじゃなく、狙ったところにすっと寄せていくなど、新型スカイラインみたいに“運転がお上手”な大人な感じもしっかりと持っていたい。それに、細かい所ですが、ハイブリッドでもトランクが広いことも嬉しいですよね。バッグが4本も入るんですって!(笑)
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プロ仕様の大型キャディバッグもすっぽり
NISSAN SKYLINE HYBRID GT Type SP (2WD)
◆全長_全幅_全高:4810×1820×1440mm ◆車両重量:1840kg ◆エンジン形式:V6DOHC+モーター ◆総排気量:3498cc ◆最高出力:225kW(306ps)/6800rpm+50kW(68ps) ◆最大トルク:350N・m(35.7kg-m)/5000rpm+290N・m(29.6kg-m) ◆ミッション:7速AT ◆JC08モード燃費:14.4km/ℓ ◆定員:5人 ◆価格:616.0万円
◆全長_全幅_全高:4810×1820×1440mm ◆車両重量:1840kg ◆エンジン形式:V6DOHC+モーター ◆総排気量:3498cc ◆最高出力:225kW(306ps)/6800rpm+50kW(68ps) ◆最大トルク:350N・m(35.7kg-m)/5000rpm+290N・m(29.6kg-m) ◆ミッション:7速AT ◆JC08モード燃費:14.4km/ℓ ◆定員:5人 ◆価格:616.0万円
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