JGTOツアー
国内男子
【石川遼・復活優勝へ】最年少・選手会長に求められる“いい”プレー
【石川遼・復活優勝へ】最年少・選手会長に求められる“いい”プレー
所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi
配信日時: 2018年2月8日 04時14分
石川遼の新スタートとなる、18年3戦が終了。2戦で上位に入る活躍を見せ、好調な滑り出しと言えるだろう。ここからツアーは2ヵ月の休みに突入。次の舞台はいよいよ国内に戻り、4月の「東建ホームメイトカップ」から本格的にシーズンインを迎える。
【連続写真】スイング改造中の石川遼、問題は右サイドに!?
石川がプロとしてツアーデビューを果たした2008年の同大会には、ギャラリーが大挙して訪れた。国内男子ツアーのギャラリー動員数は年間でおよそ52万人と、多くの観衆が新たに出現したスターのプレーをひと目見ようとパニックになる会場も少なくなかった。それが17年は、大幅減の約29万人と低迷した。
17年10月の「日本オープン」で国内復帰となった石川。5戦連続で予選落ちなど苦しい時期を乗り越え、自身最終戦の「カシオワールドオープン」では2位タイに入り、復調をアピール。そして迎えた18年、史上最年少で選手会長の肩書きが加わった石川に、ツアー人気再浮上の期待がかかる。
自身も2度選手会長を務め、現副会長の深堀圭一郎は、「彼はプレーでの発信力がある人だから、“いい”プレーを見せ続けるということが第一優先。それは、みんなで話し合って決めていること。僕らがサポートするので、思うことをどんどんやっていってもらいたい」と、バックアップを惜しまない。
新選手会長に望む“いい”プレー。そう聞いてまず思い出すのが、10年の「中日クラウンズ」。首位と6打差からスタートした最終日、駆けつけた観衆も優勝は難しいだろうと予想する中、本人は諦めていなかった。6番パー4でティショット、2打目とミスが続くも、ラフから放った15ヤードのアプローチを沈めてチップインバーディ。9番パー4では320ヤードを超えるビッグドライブで歓声を浴び、バーディを量産。気づけば12バーディ・ノーボギーでフィニッシュ。難攻不落の名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースで “58”という超ロースコアをたたき出した。この数字は、当時世界6大ツアーでの18ホール最小ストローク記録(※16年の米国男子ツアー「トラベラーズ選手権」最終日にジム・フューリック(米国)が同記録を達成した)。大逆転優勝に加え、伝説を生み出した瞬間に現場にいた約1万6000人のギャラリーが熱狂した。
【連続写真】スイング改造中の石川遼、問題は右サイドに!?
石川がプロとしてツアーデビューを果たした2008年の同大会には、ギャラリーが大挙して訪れた。国内男子ツアーのギャラリー動員数は年間でおよそ52万人と、多くの観衆が新たに出現したスターのプレーをひと目見ようとパニックになる会場も少なくなかった。それが17年は、大幅減の約29万人と低迷した。
17年10月の「日本オープン」で国内復帰となった石川。5戦連続で予選落ちなど苦しい時期を乗り越え、自身最終戦の「カシオワールドオープン」では2位タイに入り、復調をアピール。そして迎えた18年、史上最年少で選手会長の肩書きが加わった石川に、ツアー人気再浮上の期待がかかる。
自身も2度選手会長を務め、現副会長の深堀圭一郎は、「彼はプレーでの発信力がある人だから、“いい”プレーを見せ続けるということが第一優先。それは、みんなで話し合って決めていること。僕らがサポートするので、思うことをどんどんやっていってもらいたい」と、バックアップを惜しまない。
新選手会長に望む“いい”プレー。そう聞いてまず思い出すのが、10年の「中日クラウンズ」。首位と6打差からスタートした最終日、駆けつけた観衆も優勝は難しいだろうと予想する中、本人は諦めていなかった。6番パー4でティショット、2打目とミスが続くも、ラフから放った15ヤードのアプローチを沈めてチップインバーディ。9番パー4では320ヤードを超えるビッグドライブで歓声を浴び、バーディを量産。気づけば12バーディ・ノーボギーでフィニッシュ。難攻不落の名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースで “58”という超ロースコアをたたき出した。この数字は、当時世界6大ツアーでの18ホール最小ストローク記録(※16年の米国男子ツアー「トラベラーズ選手権」最終日にジム・フューリック(米国)が同記録を達成した)。大逆転優勝に加え、伝説を生み出した瞬間に現場にいた約1万6000人のギャラリーが熱狂した。