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国内男子
【どこよりも早いスイング解説】星野陸也の飛ばしの秘密は切り返しの“間”
【どこよりも早いスイング解説】星野陸也の飛ばしの秘密は切り返しの“間”
配信日時: 2017年4月13日 10時07分
男子ツアーが国内で本格開幕した。注目選手のスイングをツアー通算2勝の谷口拓也が解説する。昨年行われたファイナルQTを6日間通算31アンダーで通過。下部チャレンジトーナメントの開幕戦でも優勝した20歳のパワーヒッター、星野陸也の飛ばしのポイントとは?
ダイナミック!300ヤード飛ばす星野陸也のスイング連続写真を分析
星野は昨年1年かけてスイングを改造。「以前はインパクト時に左足体重になりすぎて、上からボールをつぶすような感じで球が低くなっていました。それをバックスイングで右への体重移動と肩の捻転を増やし、インパクトポジションを若干右にしてボールを上げやすくしました。以前はインパクトロフトが6度前後だったようですが、そこを8度〜10度まで上げました」、その結果ボールのコントロールもよくなり、振りぬきもスムーズになった。
身長186センチの長身から繰り出される飛距離が最大の武器。「圧倒的な飛距離を生んでいるのは、連続写真では伝わりにくいですが、切り返しで生まれる“間”です。下半身から切り返し始め、パワーを溜め、それを一気にリリースしてフォロースルーまで止まることなく振り抜いています」、切り返し時の下半身リードが遠くに飛ばす原動力になっている。
「スイング改造でアイアンの球も上がるようになったので、ピンもデッドに攻めやすくなりました。アプローチも練習ラウンドで見ましたが、フェースコントロールやバンスの使い方が上手い。チャレンジ開幕戦Vとか、QTで31アンダー出せるのは精神力の強さがある証拠。今年ブレイクしそうな若手No.1じゃないですかね」。心・技・体のバランスも折り紙つきだ。
【解説】
谷口拓也/たにぐちたくや 1979年9月17日、徳島県生まれ。03年にプロ入りし、いきなり初シードを獲得。出場32戦目の04年の「アイフルカップ」でツアー初優勝、08年の「サン・クロレラ クラシック」では東北福祉大学の先輩・谷原秀人に競り勝ち2勝目を上げた。
ギアにも造詣が深く、17年からはグローバルゴルフメディアグループの専属解説員に就任。
ダイナミック!300ヤード飛ばす星野陸也のスイング連続写真を分析
星野は昨年1年かけてスイングを改造。「以前はインパクト時に左足体重になりすぎて、上からボールをつぶすような感じで球が低くなっていました。それをバックスイングで右への体重移動と肩の捻転を増やし、インパクトポジションを若干右にしてボールを上げやすくしました。以前はインパクトロフトが6度前後だったようですが、そこを8度〜10度まで上げました」、その結果ボールのコントロールもよくなり、振りぬきもスムーズになった。
身長186センチの長身から繰り出される飛距離が最大の武器。「圧倒的な飛距離を生んでいるのは、連続写真では伝わりにくいですが、切り返しで生まれる“間”です。下半身から切り返し始め、パワーを溜め、それを一気にリリースしてフォロースルーまで止まることなく振り抜いています」、切り返し時の下半身リードが遠くに飛ばす原動力になっている。
「スイング改造でアイアンの球も上がるようになったので、ピンもデッドに攻めやすくなりました。アプローチも練習ラウンドで見ましたが、フェースコントロールやバンスの使い方が上手い。チャレンジ開幕戦Vとか、QTで31アンダー出せるのは精神力の強さがある証拠。今年ブレイクしそうな若手No.1じゃないですかね」。心・技・体のバランスも折り紙つきだ。
【解説】
谷口拓也/たにぐちたくや 1979年9月17日、徳島県生まれ。03年にプロ入りし、いきなり初シードを獲得。出場32戦目の04年の「アイフルカップ」でツアー初優勝、08年の「サン・クロレラ クラシック」では東北福祉大学の先輩・谷原秀人に競り勝ち2勝目を上げた。
ギアにも造詣が深く、17年からはグローバルゴルフメディアグループの専属解説員に就任。