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ベストスコア“66”でQT突破 藤本麻子を立て直した0.5インチと夢からの暗示

2019年12月06日18時17分

「66」の猛チャージで前半戦出場権をつかんだ藤本麻子

「66」の猛チャージで前半戦出場権をつかんだ藤本麻子(撮影:福田文平)

<LPGA QTファイナルステージ 最終日◇6日◇こだまゴルフクラブ (埼玉県)◇6472ヤード・パー72>

「大王製紙エリエールレディス」で2010年から9年守った賞金シードを喪失した藤本麻子。来季の出場権をかけたQTファイナルステージに向けて、「今年一年ドライバーショットがうまくいかなかった。(ドライバーを抜く)選択もあると思います」と語るなど短い時間でティショットの立て直しが急務となっていた。終わってみれば、トータル5アンダーで8位フィニッシュ。最終日の猛チャージにつながったのが、課題のティショットの改善と、不思議な夢の暗示だった。

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直前の練習ラウンドでも迷っていた。「ティショットでスプーンを握った際のマネジメントもやった」と語るなど、ドライバーを抜く準備もできていた。あとは自身の腹づもりだけ。ドライバーを握る覚悟が決まったのはギリギリだった。「ダメだったことを想定したときに、どっちが自分にとって悔いがないのか。ドライバーを打って落ちたら仕方ないと思えた」。

藤本の覚悟に、契約するPRGRも熱意で応えた。担当者曰く「振り遅れがあって右に抜ける球が出ると言っていたこと、また寒さを考慮して調整しました」とヘッドをプロトタイプに替えて、シャフトを45.25インチから44.75インチと0.5インチ短くした。結果「今年で一番いいと言ってもいいくらいショットがよかった。PRGRさんに感謝しています」と土壇場で“戦える”ティショットを取り戻した。

不思議な体験もした。3日目は「一筋入らなかった」とグリーン上で苦しんだが、前夜、床につくと夢の中の自分が「もう少しハンドダウンにしたほうがいいかも」と感じたという。「そういえば、右手がしっくりきていないときはハンドダウンにしていたことを思い出しました」と暗示と実体験を結び付け、この日は6バーディ・ノーボギー。大事な最終日にこの日ベストスコアとなる「66」をたたき出した。

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