アマチュア・その他
その他のツアーまとめ
ホテルの場所も好マネジメント! 全てを学んだ師匠・星野英正の故郷で北川祐生が“プロ初優勝”
ホテルの場所も好マネジメント! 全てを学んだ師匠・星野英正の故郷で北川祐生が“プロ初優勝”
配信日時: 2019年7月29日 02時36分
<杜の都仙台チャリティプロアマトーナメント2019 最終日◇28日◇杜の都ゴルフ倶楽部(宮城県)◇7121ヤード・パー71>
ツアー外の2日間競技「杜の都仙台チャリティプロアマトーナメント」で新鋭・北川祐生(ゆうき)が“初優勝”を遂げた。今季ツアーで優勝を挙げている星野陸也と並んで4アンダーの首位タイから出た北川。「東北地区最長・最難易度コース」にオーバーパーの選手が続出するなか、3バーディ・1ボギーの「69」と伸ばして、トータル6アンダーで2位の星野、藤本佳則に4打差をつける圧勝劇。「2日間以上の競技では初めて」という自身初優勝で、優勝賞金500万円、特別ボーナスの200万円と合わせて700万円の賞金を手にした。
女子ツアーでも新鋭・稲見萌寧がツアー初V【写真】
作戦は明確だった。「ラフが深くて、グリーンが硬く、ピン位置も厳しい」セッティング。フェアウェイをキープしてバーディチャンスにつけるために、好きなドライバーの使用を3回に抑えて、レイアップに徹した。「東北最長」とうたうだけに短いコースではないが、得意のアイアンショットを武器に高いパーオン率でスコアメークした。
ツアー外競技とはいえ、池田勇太や片山晋呉、浅地洋佑ら今季の賞金シード選手が17人、ツアー優勝経験者は28人と強者が顔をそろえた。2011年にプロ転向した北川は、レギュラーツアーの出場は24試合で、16年の「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」の14位タイが最高成績。そんな新鋭の優勝には18年から師事する、ツアー通算3勝の星野英正の存在が大きかった。
元々同じクラブメーカーと契約していた縁もあったが、17年末に行われたファイナルQTで北川が予選落ちをすると、その素質に「もったいない」と感じた星野が声をかけて師弟関係が始まった。「スイング、コースマネジメント、メンタル、練習の仕方とか、全部教えました」と一番弟子に全てを教えた。手打ちから体を使ったスイングに改造したり、むやみやたらにドライバーや得意の3番ウッドを使うのではなく、ピン位置などから逆算してユーティリティを使うなど、バーディを取るための“攻めのレイアップ”も伝授。
ツアー外の2日間競技「杜の都仙台チャリティプロアマトーナメント」で新鋭・北川祐生(ゆうき)が“初優勝”を遂げた。今季ツアーで優勝を挙げている星野陸也と並んで4アンダーの首位タイから出た北川。「東北地区最長・最難易度コース」にオーバーパーの選手が続出するなか、3バーディ・1ボギーの「69」と伸ばして、トータル6アンダーで2位の星野、藤本佳則に4打差をつける圧勝劇。「2日間以上の競技では初めて」という自身初優勝で、優勝賞金500万円、特別ボーナスの200万円と合わせて700万円の賞金を手にした。
女子ツアーでも新鋭・稲見萌寧がツアー初V【写真】
作戦は明確だった。「ラフが深くて、グリーンが硬く、ピン位置も厳しい」セッティング。フェアウェイをキープしてバーディチャンスにつけるために、好きなドライバーの使用を3回に抑えて、レイアップに徹した。「東北最長」とうたうだけに短いコースではないが、得意のアイアンショットを武器に高いパーオン率でスコアメークした。
ツアー外競技とはいえ、池田勇太や片山晋呉、浅地洋佑ら今季の賞金シード選手が17人、ツアー優勝経験者は28人と強者が顔をそろえた。2011年にプロ転向した北川は、レギュラーツアーの出場は24試合で、16年の「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」の14位タイが最高成績。そんな新鋭の優勝には18年から師事する、ツアー通算3勝の星野英正の存在が大きかった。
元々同じクラブメーカーと契約していた縁もあったが、17年末に行われたファイナルQTで北川が予選落ちをすると、その素質に「もったいない」と感じた星野が声をかけて師弟関係が始まった。「スイング、コースマネジメント、メンタル、練習の仕方とか、全部教えました」と一番弟子に全てを教えた。手打ちから体を使ったスイングに改造したり、むやみやたらにドライバーや得意の3番ウッドを使うのではなく、ピン位置などから逆算してユーティリティを使うなど、バーディを取るための“攻めのレイアップ”も伝授。