アゴの高いバンカーショット。一発でクリアするためには基本が大事
YouTubeのチャンネル登録多数の教える達人、長岡良実プロ。師匠は「我孫子一門」を育てたことで知られる(故)林 由郎プロで、習志野CCで腕を磨いたプロゴルファーだ。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさに定評がある長岡プロのゴルフ知識が凄い!
配信日時: 2017年6月3日 07時45分
目次 / index
「アゴの高いバンカーショットは経験値が必要です。スタンスも特殊ですから……」by長岡良実プロ
【編集部リコメンド】
・すぐに試せる度 ★★
・誰でも試せる度 ★★★
・ミス改善度 ★★★
こんにちは、プロゴルファーの長岡良実です。地元・茨城を中心に、千葉など二か所で『NAGAOKA GOLFスクール』を開校しています。そんな皆さんに、末永くゴルフを楽しんでもらうため、お手伝いをさせてもらっています。
だいぶラウンド経験の増えてきた頃だと思います。今回はコース攻略というか、状況によった打ち方を説明してみたいと思います。
・すぐに試せる度 ★★
・誰でも試せる度 ★★★
・ミス改善度 ★★★
こんにちは、プロゴルファーの長岡良実です。地元・茨城を中心に、千葉など二か所で『NAGAOKA GOLFスクール』を開校しています。そんな皆さんに、末永くゴルフを楽しんでもらうため、お手伝いをさせてもらっています。
だいぶラウンド経験の増えてきた頃だと思います。今回はコース攻略というか、状況によった打ち方を説明してみたいと思います。
アゴの高いバンカーショットでは、スタンスの取り方が一番大事。ヘッドアップも禁物です!
ではガードバンカーからの 打ち方を紹介したいと思います。180センチのボクよりもかなり高いアゴで、かなり球を上げなくちゃならない状況です。
こういうときにまず注意するのは、球を上げたい一心でヘッドアップしてしまうこと。こうなると体が起き上がり、刃に直接ボールが当たってトップし、アゴにぶつかってまたバンカーとか。そういう状態になりやすいので、しっかりヘッドアップせずに最後まで振り抜く必要があります。
比較的ピンが近いので球を上げなくちゃならないので、ある程度フェースも開いて打たないといけないです。ちょっとバンカーに線を書いてみます。目標に対しての線はここです。
スタンスの取り方ですが、かなり上げちゃならないので、フェースは時計で言うとリーディングエッジが1時もしくは1時半ぐらいに開きます。(図のオレンジ線)その分スタンスの向きも開きます。フェースを開いた同じ角度分開くという形です。(図のピンク線)そしてこの開いたスタンスの線に直角に線を引いて、そこに構える形になります。(図の水色の線)
こういうときにまず注意するのは、球を上げたい一心でヘッドアップしてしまうこと。こうなると体が起き上がり、刃に直接ボールが当たってトップし、アゴにぶつかってまたバンカーとか。そういう状態になりやすいので、しっかりヘッドアップせずに最後まで振り抜く必要があります。
比較的ピンが近いので球を上げなくちゃならないので、ある程度フェースも開いて打たないといけないです。ちょっとバンカーに線を書いてみます。目標に対しての線はここです。
スタンスの取り方ですが、かなり上げちゃならないので、フェースは時計で言うとリーディングエッジが1時もしくは1時半ぐらいに開きます。(図のオレンジ線)その分スタンスの向きも開きます。フェースを開いた同じ角度分開くという形です。(図のピンク線)そしてこの開いたスタンスの線に直角に線を引いて、そこに構える形になります。(図の水色の線)
スタンスは広め、腰を落として構える。スタンスに沿って大きくベタ足のまま振り抜こう!
ピンが近くて球を上げるバンカーショットでは、スタンスを狭くではなく、けっこう広めに取ります。フェースを開きますから、腰をしっかりを落として低い体勢で構えます。通常のアプローチのようにボールの近くに立って狭いスタンスだと、どうしてもヘッドが鋭角に入ってしまうので球が上げづらくなってしまいます。
高さを出さなくちゃいけないので、その分パワーをボールにしっかり伝えるため、大きく振る 必要があります。イメージ的にはドライバーくらい大きく振り上げてしっかり振り抜きます。ただ、インパクトの瞬間に右足が上がってしまうと前傾が崩れて起き上がってしまいやすいので、なるべくベタ足の意識で打ちます。
重心はやや左に体重をかけます。すごくアゴが高いときには重心はセンターでもかまいません。あまり左にかけすぎてしまうと、やはり鋭角に降りて来て打ち出し角が低く出てしまうので、ある程度真ん中に乗せてもかまわないです。
ただ基本はバンカーショットは左足体重って覚えておいてください。でスタンスがかなり左に向いてますけど、スタンスの向きに沿って大きく振るだけです。できればボールの手前5センチの場所にクラブヘッドを落とせるように集中して打つことが大事です。実際に打ってみますが、スタンスを開いているので、ややコックを早めに入れながらアップライトに上げるといいでしょう。
【長岡良実/プロフィール】
ながおか・よしみ/1972年生まれ、茨城県出身。ゴルフを始めたのは14歳。きっかけは父親に連れられて見に行ったトーナメントで当時のトップ選手、セベ・バレステロスからボールをプレゼントされたことから。以後、ジュニアの競技で活躍したのち習志野カントリークラブの研修生を経て1999年プロテスト合格。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさには定評があり、茨城校として南が丘ゴルフガーデン、千葉校としてナガミネゴルフセンターで指導を行っている
高さを出さなくちゃいけないので、その分パワーをボールにしっかり伝えるため、大きく振る 必要があります。イメージ的にはドライバーくらい大きく振り上げてしっかり振り抜きます。ただ、インパクトの瞬間に右足が上がってしまうと前傾が崩れて起き上がってしまいやすいので、なるべくベタ足の意識で打ちます。
重心はやや左に体重をかけます。すごくアゴが高いときには重心はセンターでもかまいません。あまり左にかけすぎてしまうと、やはり鋭角に降りて来て打ち出し角が低く出てしまうので、ある程度真ん中に乗せてもかまわないです。
ただ基本はバンカーショットは左足体重って覚えておいてください。でスタンスがかなり左に向いてますけど、スタンスの向きに沿って大きく振るだけです。できればボールの手前5センチの場所にクラブヘッドを落とせるように集中して打つことが大事です。実際に打ってみますが、スタンスを開いているので、ややコックを早めに入れながらアップライトに上げるといいでしょう。
【長岡良実/プロフィール】
ながおか・よしみ/1972年生まれ、茨城県出身。ゴルフを始めたのは14歳。きっかけは父親に連れられて見に行ったトーナメントで当時のトップ選手、セベ・バレステロスからボールをプレゼントされたことから。以後、ジュニアの競技で活躍したのち習志野カントリークラブの研修生を経て1999年プロテスト合格。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさには定評があり、茨城校として南が丘ゴルフガーデン、千葉校としてナガミネゴルフセンターで指導を行っている