タイトリスト『TS1』のアマ試打レポで大激論。筆者「100点!」、P編「いや、ちょっと待て!」
またもや、すんごいドライバーに出会ってしまいました!タイトリスト『TS1』。遅れてきた最強のドライバーについて、またもや大激論が……。
配信日時: 2019年6月6日 09時01分
目次 / index
P編 「長岡、この記事どういうこと?」
PCM編集長(以下、P編) 「長岡、なにか言うことない?」
筆者 「ん? なんです?」
P編 「さっき今週発売のパーゴルフ見たぞ。どうなってるんだ?『TS1』の記事…」
筆者 「あぁ。どうしたんですか? それが」
P編 「100点って、これ書いたの君だろ? よくそんなことが書けたな。ゴルフクラブを追求する者同士として、この世界で何年やってるんだよ! 100点なんて言い切っていいわけないだろ? ゴルフクラブは、その人それぞれに正解は違う。スイングの癖もミスの傾向も、パワーも人それぞれに違う。どんなに性能の高いクラブでも、人によって合う合わないが当然なのに、100点とはなんだ、100点とは!」
筆者 「ん? なんです?」
P編 「さっき今週発売のパーゴルフ見たぞ。どうなってるんだ?『TS1』の記事…」
筆者 「あぁ。どうしたんですか? それが」
P編 「100点って、これ書いたの君だろ? よくそんなことが書けたな。ゴルフクラブを追求する者同士として、この世界で何年やってるんだよ! 100点なんて言い切っていいわけないだろ? ゴルフクラブは、その人それぞれに正解は違う。スイングの癖もミスの傾向も、パワーも人それぞれに違う。どんなに性能の高いクラブでも、人によって合う合わないが当然なのに、100点とはなんだ、100点とは!」
筆者 「え、10人以上の編集部員が事前情報もなしに、ぶっつけ本番で打ってトラックマンでデータも調べたんですよ? 練習場で曲がり方も見てますし…。実際に結果が出たことを否定されてもね……。じゃあ、どう書けば良かったんです? 99.99点なら納得?」
P編 「言い訳はいいんだよ。試打クラブ、持ってるんだろ? 筒さんも私も打ちたい。君の100点が本当かどうか、PCMラボとしては確かめる必要があるからね」
筆者 「………。(ただ、打ちたいだけじゃん!)分かりましたよ、じゃあ、インドアゴルフレンジK’Z亀戸店に集合しましょ…」
P編 「言い訳はいいんだよ。試打クラブ、持ってるんだろ? 筒さんも私も打ちたい。君の100点が本当かどうか、PCMラボとしては確かめる必要があるからね」
筆者 「………。(ただ、打ちたいだけじゃん!)分かりましたよ、じゃあ、インドアゴルフレンジK’Z亀戸店に集合しましょ…」
筆者 「ボクらと同じで、先入観なしに打って」
―― 店に到着。弾道計測器付き打席を陣取る ――
筆者 「言っときますけど、100点の根拠を言え!とか言わないでくださいね。事前に一切情報は与えませんから。ボクらが打った時もそうだったんで、村田さんも筒さんも先入観一切なしで打って判断してくださいよ!」
P編 「(無視して)おっ、これが『TS1』か〜。筒さんも見てみて」
PCM筒康博(以下、筒) 「おぉ〜〜〜形状は、バランスいいですねぇ〜。『TS2』『TS3』も投影面積が大きいですけど、それよりも若干大きく見えるのに、まったく嫌じゃない。フェースの被りも感じませんし、トゥやヒールの後方など、いろんなカドが取れて丸みのある感じで作られているので、フェースを被せても、開いても、顔の違和感が出づらい形状ですね。これなら、スライサーもフッカーも両方OKです!」
筆者 「でしょ〜? ほらぁ〜、ボクが書いたとおり、万人受けするでしょ?」
P編 「………。(いかんッ、筒さん!長岡に話の主導権を渡すんじゃないッ!) はーい、貸して貸して!私から打つから!!!(サッと純正ディアマナの入ったクラブを奪い取る)」
筆者 「言っときますけど、100点の根拠を言え!とか言わないでくださいね。事前に一切情報は与えませんから。ボクらが打った時もそうだったんで、村田さんも筒さんも先入観一切なしで打って判断してくださいよ!」
P編 「(無視して)おっ、これが『TS1』か〜。筒さんも見てみて」
PCM筒康博(以下、筒) 「おぉ〜〜〜形状は、バランスいいですねぇ〜。『TS2』『TS3』も投影面積が大きいですけど、それよりも若干大きく見えるのに、まったく嫌じゃない。フェースの被りも感じませんし、トゥやヒールの後方など、いろんなカドが取れて丸みのある感じで作られているので、フェースを被せても、開いても、顔の違和感が出づらい形状ですね。これなら、スライサーもフッカーも両方OKです!」
筆者 「でしょ〜? ほらぁ〜、ボクが書いたとおり、万人受けするでしょ?」
P編 「………。(いかんッ、筒さん!長岡に話の主導権を渡すんじゃないッ!) はーい、貸して貸して!私から打つから!!!(サッと純正ディアマナの入ったクラブを奪い取る)」
―― パシーン✕7 ――
P編 「………。(約40秒沈黙。ワッグルを繰り返し、シャフトやグリップをジロジロ見始める)」
筆者 「村田さん、いまデータも見てわかったでしょ? ボク、間違ってたの?」
P編 「まだ純正ディアマナしか打ってないって。そっちの純正エアスピーダーも貸して!」
―― パシーン✕6 ――
P編 「………。(約40秒沈黙。ワッグルを繰り返し、シャフトやグリップをジロジロ見始める)」
筆者 「村田さん、いまデータも見てわかったでしょ? ボク、間違ってたの?」
P編 「まだ純正ディアマナしか打ってないって。そっちの純正エアスピーダーも貸して!」
―― パシーン✕6 ――
筒 「………。(うわぁ〜、何このデータ…、エアスピーダー一発目でコレ!? 早くボクも打ちたい!)」
―― その後、2人とも『TS1』を数十発ずつ打ちまくり。長くなるので割愛 ――
筆者 「(あぁ〜、長かった…)で? 2人とも『TS1』はどうでした?」
P編&筒 「(汗だくで疲れて放心状態。間を置いて)うん、良かった」
筆者 「ほらぁ〜〜。だから、最初から書いたとおりだったでしょ!ボクに変な疑いをかけてムダな時間使わせるのは、やめてくれないかなぁ〜」
―― その後、2人とも『TS1』を数十発ずつ打ちまくり。長くなるので割愛 ――
筆者 「(あぁ〜、長かった…)で? 2人とも『TS1』はどうでした?」
P編&筒 「(汗だくで疲れて放心状態。間を置いて)うん、良かった」
筆者 「ほらぁ〜〜。だから、最初から書いたとおりだったでしょ!ボクに変な疑いをかけてムダな時間使わせるのは、やめてくれないかなぁ〜」
P編 「まだ、100点とは言ってないぞ!」
P編 「(目付きが変わる)おい、まだ君以外、誰も100点とは言ってないぞ。それに、今打ち終わって弾道と飛距離は見たけど、まだヘッドの内部重心を計測してない。ただ打っただけで、100点と我々が断言するわけないだろッ!」
筆者 「………。(ヤベッ、逆に火をつけてしまった……泣)」
筒 「PCMラボに戻りますよ、長岡さん。ヘッド計測した後、試打の状況も整理して、『TS1』の実力について議論しましょう」
筆者 「(ダメだ、この2人、どこまでも突き詰める気だわ…)ガ、ガチ過ぎません? いま20時ですけど? ラボに戻ったら21時回りますよ?」
P編 「早くクラブを返さなきゃいけないんだろう? このまま試打した感想だけで適当な議論して、お茶にごすなんて、長岡みたいな甘い仕事は出来ない。いいから、行くぞッ!」
筆者 「………。(ヤベッ、逆に火をつけてしまった……泣)」
筒 「PCMラボに戻りますよ、長岡さん。ヘッド計測した後、試打の状況も整理して、『TS1』の実力について議論しましょう」
筆者 「(ダメだ、この2人、どこまでも突き詰める気だわ…)ガ、ガチ過ぎません? いま20時ですけど? ラボに戻ったら21時回りますよ?」
P編 「早くクラブを返さなきゃいけないんだろう? このまま試打した感想だけで適当な議論して、お茶にごすなんて、長岡みたいな甘い仕事は出来ない。いいから、行くぞッ!」