第19回/ドローが簡単に打てる【左右対称ドリル】。そして体とのシンクロナイズド
元日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロ、現在アメリカの日本食レストランチェーンCEO。異色の経歴を持つTOSHI HIRATAが30年のレッスン経験の集大成を語る。超DEEPな骨太スイング論をアメリカからお届け!
配信日時: 2017年6月1日 11時11分
動画はPCでの視聴を推奨します(長いので注意!)
今週は皆さんが最も気になるスライスの撲滅、そしてドローボールの習得です。
キーワードは【支点を活かせ!】です。
私はレッスンにおいて一般のティーチングプロが使わないフレーズを使います。型破りに感じるかもしれませんが、それは全く違う。JPGA(日本プロゴルフ協会)の基本通りのレッスンを行っています。しかし、大切な部分で教科書通りのレッスンでは簡単にスルーされる部分にこの「フレーズ」を用いることが多いです。
ドリルも記憶に残りやすいネーミングをします。「万能ドリル」「ツアープロ養成ドリル」「PGA養成“縛られ隊”ドリル」などなど。面白いフレーズやネーミングは皆さんの脳裏に刻まれやすい。ですから私が「変なことを言いだしたな」と思ったら、それはとても大切なシグナルだと思ってください!
前回、三好プロによる【ブランコドリル】を紹介しましたが、しっかりとマスター出来れば究極のドローボールの習得は目前です。ただし、この時に正しい腕の使い方(アームローテーション)が出来ていなければそれは達成出来ません。簡単に見えた三好プロの動きは、正しいアームローテーションが出来ていたからに他なりません。
今日のお話は、幅広いプレーヤー(ビギナーも可能)に身につけてもらうもので、決してアスリートや上級者だけのものではありません。それだけにある意味これまで行ってきたレッスンの最も核となる項目です。しっかりマスター出来れば、これからのあなたの「ゴルフの根幹」となっていくものです。後ほど動画でしっかりと解説しますが、まずは文章で理解してください。
キーワードは【支点を活かせ!】です。
私はレッスンにおいて一般のティーチングプロが使わないフレーズを使います。型破りに感じるかもしれませんが、それは全く違う。JPGA(日本プロゴルフ協会)の基本通りのレッスンを行っています。しかし、大切な部分で教科書通りのレッスンでは簡単にスルーされる部分にこの「フレーズ」を用いることが多いです。
ドリルも記憶に残りやすいネーミングをします。「万能ドリル」「ツアープロ養成ドリル」「PGA養成“縛られ隊”ドリル」などなど。面白いフレーズやネーミングは皆さんの脳裏に刻まれやすい。ですから私が「変なことを言いだしたな」と思ったら、それはとても大切なシグナルだと思ってください!
前回、三好プロによる【ブランコドリル】を紹介しましたが、しっかりとマスター出来れば究極のドローボールの習得は目前です。ただし、この時に正しい腕の使い方(アームローテーション)が出来ていなければそれは達成出来ません。簡単に見えた三好プロの動きは、正しいアームローテーションが出来ていたからに他なりません。
今日のお話は、幅広いプレーヤー(ビギナーも可能)に身につけてもらうもので、決してアスリートや上級者だけのものではありません。それだけにある意味これまで行ってきたレッスンの最も核となる項目です。しっかりマスター出来れば、これからのあなたの「ゴルフの根幹」となっていくものです。後ほど動画でしっかりと解説しますが、まずは文章で理解してください。
ドローボールは腕の左右対称ドリルで簡単に打てる
アマチュアに最も多い悩みがスライス。
これまで多くの雑誌でスライス対策レッスンが展開されてきました。「ダウンスイング初期、右腰の前で腕を返せ!ねじれ!ひねり倒せ!」そして今流行りの「前倒し打法」などなど……。スライスが多発して治らないプレーヤーにとって、これらの助言が救世主となった人も多いでしょう。
しかし、それ以上のレベルを望んだ時、そのイメージは「Over Do」(やりすぎ)に繋がります。ツアープロはインパクトの一瞬を意識します。インパクトでクラブフェースをスクエアに入れることだけに集中しています。
野球に例えるなら、150kmの速球投手の球が打てないからといって、投手の手から離れる前にスイングを開始する打者はいません。でも、ダウンスイング初期で腕を操作することは私にとってはそんなイメージなのです。
ゴルフにおいては緩みのないトップ、そしてカーリングをトップで完成させることが出来れば、ダウンスイングでは最小限のアームローテーションで済みます。プロと同じ感覚「インパクトの一瞬」に集中することが可能になるのです。
では、冒頭のフレーズ【支点を活かせ!】とは?
ゴルフスイングには多くの支点が生まれます。スイングロボットなら支点はたった1点で非常にシンプルなのですが、人間はそうもいきません。関節のある場所ほとんどが支点だと考えてもらっていい。手首、ヒジ、ヒザ、足首、足裏、腰、首……。これらのほとんどはスイングで重要な役割をします。その中でもドローボールを打つために80%以上のアマチュアがうまく使えていない、大切な場所があります。
それは【両ヒジの支点を活かす!】ということ。
アマチュアの多くは、両ヒジの支点がうまく使えていません。そこで簡単なドリルと、それをモディファイしたドリルをこれから紹介します。ただし、文章だけでは誤解を生みます。移動中にスマホで読んだおられる皆さんには申し訳ないのですが、パケットを気にせずPCで動画を視聴頂けると幸いです。
それではFBの『フオーラム型レッスン』で質問やご意見をお待ちしています。 SEE YOU NEXT WEEK!!(WEBレッスンに対してのフォローアップ、そして動画をUPして戴ければワンポイントレッスンも行います)
TOSHI HIRATA/26歳からゴルフを始め、29歳でプロ入会。日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロとして日本で活動していたが、ツアープロの道を模索、武者修行のため渡米したまま移住。現在はアメリカの日本食レストランチェーン『Seasons Of Japan』のCEOを務める。過去には米国ゴルフチャンネルの解説者の経験や、様々な発信をWEBで行っている。ジョージア州在住
これまで多くの雑誌でスライス対策レッスンが展開されてきました。「ダウンスイング初期、右腰の前で腕を返せ!ねじれ!ひねり倒せ!」そして今流行りの「前倒し打法」などなど……。スライスが多発して治らないプレーヤーにとって、これらの助言が救世主となった人も多いでしょう。
しかし、それ以上のレベルを望んだ時、そのイメージは「Over Do」(やりすぎ)に繋がります。ツアープロはインパクトの一瞬を意識します。インパクトでクラブフェースをスクエアに入れることだけに集中しています。
野球に例えるなら、150kmの速球投手の球が打てないからといって、投手の手から離れる前にスイングを開始する打者はいません。でも、ダウンスイング初期で腕を操作することは私にとってはそんなイメージなのです。
ゴルフにおいては緩みのないトップ、そしてカーリングをトップで完成させることが出来れば、ダウンスイングでは最小限のアームローテーションで済みます。プロと同じ感覚「インパクトの一瞬」に集中することが可能になるのです。
では、冒頭のフレーズ【支点を活かせ!】とは?
ゴルフスイングには多くの支点が生まれます。スイングロボットなら支点はたった1点で非常にシンプルなのですが、人間はそうもいきません。関節のある場所ほとんどが支点だと考えてもらっていい。手首、ヒジ、ヒザ、足首、足裏、腰、首……。これらのほとんどはスイングで重要な役割をします。その中でもドローボールを打つために80%以上のアマチュアがうまく使えていない、大切な場所があります。
それは【両ヒジの支点を活かす!】ということ。
アマチュアの多くは、両ヒジの支点がうまく使えていません。そこで簡単なドリルと、それをモディファイしたドリルをこれから紹介します。ただし、文章だけでは誤解を生みます。移動中にスマホで読んだおられる皆さんには申し訳ないのですが、パケットを気にせずPCで動画を視聴頂けると幸いです。
それではFBの『フオーラム型レッスン』で質問やご意見をお待ちしています。 SEE YOU NEXT WEEK!!(WEBレッスンに対してのフォローアップ、そして動画をUPして戴ければワンポイントレッスンも行います)
TOSHI HIRATA/26歳からゴルフを始め、29歳でプロ入会。日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロとして日本で活動していたが、ツアープロの道を模索、武者修行のため渡米したまま移住。現在はアメリカの日本食レストランチェーン『Seasons Of Japan』のCEOを務める。過去には米国ゴルフチャンネルの解説者の経験や、様々な発信をWEBで行っている。ジョージア州在住