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【松山英樹のドライバースイング】フェースを長くスクエアに保つ技術は世界一

全米プロゴルフ選手権が開幕。理論派プロの谷口拓也が世界のトッププロのスイングを分析します。

2017年08月09日

インパクトゾーンが長く低くフェースが常にスクエアで曲がらない

 
   

スクエアフェースの時間が長いから、飛ぶし曲がらない。現代クラブにマッチした打ち方

 松山プロのスイングで素晴らしい部分は、世界一と言えるほどのフェースコントロールの技術です。トップから常にクラブが体の正面から外れないまま、恐るべきヘッドスピードでもそのままの状態で振りぬけることができます。サイドスピンが少なく、球がねじれないから曲がらないし、飛距離も非常に稼げるのです。その秘密はフェースが球を向いた状態、つまりスクエアなフェースの状態が長く保つことにあります。ヘッド体積が460ccで大きくなった現代のドライバーヘッドは投影面積が大きい分、重心距離が長いため、フェースターンはできるかぎりさせずにスクエアな状態を常に保つほうが、正確性は増します。

 あれだけ大きなフォローを出せるため、極力アームローテーションを使わずにスクエアフェースを長くキープできます。フェースが真っすぐな状態を保てば、点でとらえることなく線で球をとらえれるため、サイドスピンも少なくなり、直進性が高くなるのです。また、インパクトゾーンが長く低くなることにもつながります。フェースが球を長く押すことで、インパクトエネルギーが増して飛距離を稼ぐことができます。これはアイアンショットなどでも同様のことが言え、飛距離と方向性を両立できるコツとなります。

 ダウンスイングで彼は比較的ゆるやかなタメで切り返します。あまりダウンでシャフトをためずに振り下ろすため、ヘッド軌道が緩やかになり、インパクトゾーンが低く長くなるのです。それによって長く球を押せるヘッド軌道を作り出しているともいえます。
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