米男子ツアー ドライバー使用モデルランキング TOP10
ジャック・二クラスも、ジョン・デーリーも、タイガー・ウッズも、最近ではブライソン・デシャンボーも。圧倒的な飛距離で勝利を掴んだプレーヤーが、スターとして君臨した米男子ツアー。出場選手はどんなモデルを使っているのか? ランキングを調査した。調査期間:2020年10月(編集部調べ)
配信日時: 2020年11月9日 03時30分
目次 / index
1位 TSi3(タイトリスト)
11月13日発売のタイトリストTSi3が使用率1位を獲得。ツアー支給されてすぐに、ジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピース、アダム・スコット、チャーリー・ホフマンら多くのプレーヤーがスイッチ(他メーカーのドライバー使用プロを含む)した、今一番HOTなモデルだ。ここ最近のタイトリストドライバーのパターン通り「2」と「3」があり、「TSi2」が大きめヘッドなのに比べてこちらの「TSi3」は、クラシカルなタイトリスト的洋梨フォルム。ゴルフ業界ではタイトリストだけが使える新素材「ATI 425チタン」をフェースに採用、吸い付くような打感と柔らかい打球音を実現させたほか、上下MOIを10%上げることが可能になり、打点が上下にばらついてもインパクトロフトが変化しづらくなった。また、打点に重心を近づける「SureFit® CGトラック搭載」でスイングのパワーをボールに無駄なく伝達できるのも見逃せない長所。プレミアムシャフトとしてオプションで用意されたのは、松山英樹が長く愛用する、10年以上前のモデル「TOUR AD DI」。こちらは様々なシャフトとのマッチングテストの結果選ばれたという。なお、先行試打したメディアのテスターやYoutuberが続々と即買いを表明しており、今後品薄になる可能性もあるので要注意。
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2位 SIM(テーラーメイド)
タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ、ジョン・ラーム、マシュー・ウルフ、ジェイソン・デイらのスター選手が選んだ「SIM」ドライバーが2位を獲得。テーラーメイドらしく最新のギミックが満載のモデルだが、特筆すべきはモデル名の由来(Shape In Motion)となったヘッド形状。一般的なドライバーよりもクラウンとソールの後ろを持ち上げ、きれいな流線形にすることで空気抵抗は減少させ、それによって生じる高重心化をマルチマテリアル化と「イナーシャジェネレーター」と名付けられた突起をヘッドの後方下部に配置したことで解消。高慣性モーメントと低スピンを両立した。
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3位 G425 LST(PING)
バッバ・ワトソン、ティレル・ハットンらが使用するPINGの新作G425のロースピンモデル、LSTが3位にランクイン。日本では鈴木愛やチャン・キムが使用。445ccのちょい小顔で構えやすく、右へのプッシュも出づらいと安定したフェードが打ちたいゴルファーに人気だ。9月に一般販売されて以降はランキング上位を常にキープしている。
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4位 MAVRIK SUB ZERO(Callaway)
キャロウェイの「サブゼロ」といえば吹け上がりとつかまりを抑えた、強打者が左を気にせず叩けるモデル。フィル・ミケルソン、フランチェスコ・モリナリ、ザンダー・シャウフェレが使用するほか、クラブ契約フリーのブルックス・ケプカがテーラーメイドからこのクラブにスイッチして話題となった。とにかく初速性能が高く、芯を外しても飛んで、サブゼロなのに意外とやさしいと一般ゴルファーからの評価も高い。
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5位 TSi2(タイトリスト)
1位のTSi3と比較して、こちらはちょっと大きめヘッドでオートマチックに飛ばせるモデル。TSi3が前モデル比で上下MOIが10%アップしているが、TSi2は13%アップしているという。かつてない広い打点エリア、高い許容性とストレート弾道、爽やかな高い打球音が特長。低スピン性能も高い。ブライアン・ハーマン、チャーリー・ホフマンらが使用している。
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6位 EPIC FLASH SUB ZERO(Callaway)
根強い人気のEPIC FLASH SubZeroが6位にランクイン。同じCallawayの新作MAVRIKはEPIC FLASHよりオフセンターヒットに強いのが特長だが、プロにはそんなの関係ないってことでの継続使用か。同じSUB ZEROでもEPICよりはEPIC FLASHのほうがつかまりがいいので安心感がある。
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7位 MAVRIK Sub Zero トリプルダイヤモンド ◆◆◆(Callaway)
MAVRIKのツアー支給版。日本でも6月に限定販売されたが、あっという間に売り切れた。市販モデルの「MAVRIK Sub Zero ドライバー」と同じくヘッド体積450㎤だが、いわゆる洋ナシ型の伝統的なフォルムとなっているのが特徴。フェードが打ちやすいヘッドになっているため、引っかけなどの左へのミスを気にすることなく叩いていける。
8位 G400 LST(PING)
G400シリーズはタイプの異なる4モデル展開だが、スタンダードモデルが「安定した飛び」 マックスが「さらにブレない」 LSTが「低スピンで強弾道」 SFTが「抜群のつかまり」となっている。この8 位にランクインしたLSTは「ロースピンテクノロジー」の頭文字を取ったもので、タングステンウエイトがフェース側にある設計で、重心深度が一番浅いことで低スピン・強弾道を実現した。2018年モデルだが未だに愛用し続けているプロは多い。
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9位 G410 LST(PING)
8位のG400 LSTの後継。このシリーズからLSTにも弾道調整機能が付いた。Trajectory Tuning 2.0は、特許取得済みの8セットの軽量ホーゼルを使用してロフトとライの調整機能を拡張している。世界トップクラスの飛ばし屋であるキャメロン・チャンプらが愛用。
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10位 M5(テーラーメイド)
M5にはノーマルとヘッドが小さめのM5ツアーがあるが、ノーマルが10位にランクイン。後継モデルのSIMはMOIが上がり、ヘッドの挙動は安定したが、米PGAツアーに多いフェースを開閉してヒットするタイプにはM5のほうが合う。以前タイガーやマキロイが使用していた性能に折り紙付きのクラブが現在はマークダウンされてお買い得になっているケースもあり、要チェックだ。
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