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D・ジョンソンが、とうとう陽炎を捉まえた【舩越園子コラム】
D・ジョンソンが、とうとう陽炎を捉まえた【舩越園子コラム】
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2016年6月20日 08時03分
米ツアーのスタープレーヤーになってからも彼の身の上には「何か」が起こっていた。あれは2014年の夏。まだまだビッグな大会が続くというタイミングで、ジョンソンは突如、「個人的な事情」とだけ告げて、ツアーを自主的に欠場した。米ツアーは本当の理由を明かさなかったため、憶測ばかりが広がっていき、ドラッグ使用や出場停止処分などが噂されたが、真実はいまなおわからない。
だが、2015年の2月にまたまた突如、ツアーへ復帰すると、すぐさま世界選手権シリーズのキャデラック選手権を制し、陰口や悪口を実力で封じた。
チェンバーズベイの72ホール目に1メートルを外して惜敗したのは、それから3か月後だった。
ジョンソンがメジャーを制する日は近いと言われながら惜敗を繰り返し、彼にとってのメジャー優勝は近づいては遠のく陽炎みたいなものだった。今大会の最終日の5番で出くわした「ボールが動いた」というルール上の出来事は、まるでウイスリングストレイツの再現のようだったが、彼はリードを広げ、最終的に科せられた1打罰を自力で「無意味なもの」と化した。
オークモントで迎えた72ホール目。ピン1メートルにピタリと付けたセカンドショットは見事だった。
「僕はメジャーチャンピオンにふさわしいプレーをした」
だが、2015年の2月にまたまた突如、ツアーへ復帰すると、すぐさま世界選手権シリーズのキャデラック選手権を制し、陰口や悪口を実力で封じた。
チェンバーズベイの72ホール目に1メートルを外して惜敗したのは、それから3か月後だった。
ジョンソンがメジャーを制する日は近いと言われながら惜敗を繰り返し、彼にとってのメジャー優勝は近づいては遠のく陽炎みたいなものだった。今大会の最終日の5番で出くわした「ボールが動いた」というルール上の出来事は、まるでウイスリングストレイツの再現のようだったが、彼はリードを広げ、最終的に科せられた1打罰を自力で「無意味なもの」と化した。
オークモントで迎えた72ホール目。ピン1メートルにピタリと付けたセカンドショットは見事だった。
「僕はメジャーチャンピオンにふさわしいプレーをした」